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ヤ「っはぁ…どうやら撒いたようだな…」


俺と山口が逃げた場所は、どっかの神社だった。


隼「ってか何でサツが来ただけで逃げんだよ。」

ヤ「っそれはお前、習性って言うか、本能って言うかだな…」

隼「まぁいいや…手加減すんなよ?」

ヤ「っまだそんなこと言ってんのかぁ?」

隼「勝負ついてねぇだろ」

ヤ「決着をつける必要が何処にある 隼「俺は先公が嫌いなんだよ!!」」

ヤ「…」

隼「先公なんて…頭ごなしに怒鳴ってるだけじゃん。自分の都合が悪くなったら逃げんだろ?アンタもそうなんだろ!?」



俺は小6ん時に嫌な思い出がある。

俺のクラスの奴等が万引きしようとしてて、

それを俺が止めたのに、

そいつ等が俺がやってたって嘘付いた。


でも先公は俺の味方ずっとしててくれて、

スゲェ心強かったし、信頼できた。



なのに、



向こうの親が教育委員会に訴えたとき、

あっさりその先公は手のひら返しやがった。

その時、タケや……




竜も抗議してくれたけど…




ダメだった…。


それから俺は、先公が大っ嫌いになった。




隼「俺は先公なんて信じない。」

ヤ「悪いけど、私はこれでも教師だ。教え子を相手に、本気でタイマンはる気にはなれない。」

隼「…しらねぇかんな。痛いめあっても。」

ヤ「…」

竜「っはぁっはぁっ…?」

ヤ「よさねぇか。こんな馬鹿けたこと」

隼「うっせぇよ…」




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