page4 ヤ「っはぁ…どうやら撒いたようだな…」 俺と山口が逃げた場所は、どっかの神社だった。 隼「ってか何でサツが来ただけで逃げんだよ。」 ヤ「っそれはお前、習性って言うか、本能って言うかだな…」 隼「まぁいいや…手加減すんなよ?」 ヤ「っまだそんなこと言ってんのかぁ?」 隼「勝負ついてねぇだろ」 ヤ「決着をつける必要が何処にある 隼「俺は先公が嫌いなんだよ!!」」 ヤ「…」 隼「先公なんて…頭ごなしに怒鳴ってるだけじゃん。自分の都合が悪くなったら逃げんだろ?アンタもそうなんだろ!?」 俺は小6ん時に嫌な思い出がある。 俺のクラスの奴等が万引きしようとしてて、 それを俺が止めたのに、 そいつ等が俺がやってたって嘘付いた。 でも先公は俺の味方ずっとしててくれて、 スゲェ心強かったし、信頼できた。 なのに、 向こうの親が教育委員会に訴えたとき、 あっさりその先公は手のひら返しやがった。 その時、タケや…… 竜も抗議してくれたけど… ダメだった…。 それから俺は、先公が大っ嫌いになった。 隼「俺は先公なんて信じない。」 ヤ「悪いけど、私はこれでも教師だ。教え子を相手に、本気でタイマンはる気にはなれない。」 隼「…しらねぇかんな。痛いめあっても。」 ヤ「…」 竜「っはぁっはぁっ…?」 ヤ「よさねぇか。こんな馬鹿けたこと」 隼「うっせぇよ…」 . [*前へ][次へ#] |