page7/8 √Jside 「おぱよぉ〜っあれ、亀は?」 俺が楽屋にはいると、聖、上田、田口だけしかいなかった。 (中丸はもちろんいつもの遅刻ね) いつもはこの中に亀がいるんだけど…… 今日はまだ来てないみたい。 「まだ来てねぇよ?」 「珍しいよなぁ〜。亀いっつも一番か二番なのに。」 「赤西クン亀になんか用あったの?」 田口にそう問われてギクッとなった。 「や、なんでも…。」 集合予定時刻から10分後 「っざぃまぁーす。…亀は?」 遅刻して入ってきたのは中丸だった。 「ぃや、それがぁ〜っまだきてなくて。」 「亀だって遅刻するときぐらいあるってぇ」 聖が脳天気に答えた。 「でも亀になんかあったら「亀だって男なんだからだぁ〜じょ〜ぶだって!」男だからって100%安心ってわけじゃないじゃん!」 上田がこんなに亀を心配するなんて、思いもしなかった。 「そんな怒んなくても笑;」 「怒る「おはよー。」」 上田が完全に言う前に「おはよー。」っつって入ってきた 「亀…」 「んっ?(笑)皆そんな恐い顔して何突っ立ってんだよ?」 「亀なんで遅刻したの?」 「っあ〜…実は寝坊しちゃって(苦笑)」 「ほぉら。だから上田そんな心配しなくてもいいっつったじゃん!」 「ぅん…。」 「マネージャーには言ったんだけど…ごめんっ。」 「ううんっ」 「亀忘れてないでしょ♪」 「何を?」 「な゛っ!俺より来るのが遅くなったらなんか奢るっつー約束♪」 そう言って中丸が亀の肩に腕を回した。 「っ…!?」 ―パシッ…! 「え…亀っ…?(笑)」 亀の瞳は、何かに怯えてるように見えた。 「っ…ぁ・・ごめんっ(笑)イキナリで…っちょっとビックリしちゃった(笑);」 「ねぇ…やっぱ亀なんかあったんじゃ」 「何にもないって!上田は過保護だなぁ〜(笑)」 「……」 . [*前へ][次へ#] |