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上田に背中思っきし叩かれた。
「いってぇ〜…(泣)んだょ…。」
「女々しいんだよ馬鹿西。そんなんで亀守れると思ってんの?シッカリしてよ。お前だって、ストーカーに狙われてんだよ?」
「俺も?」
「そりゃ自分の好きな奴が他の奴と一晩過ごすなんて知ったら誰だってソイツ憎いだろ。」
聖に言われてそれもそうだなと思った。
「お前も気をつけろよ?」
中丸が眉間に皴よせて言った。
「おぅ…。」
√Kside
車の中で全て山Pに話した。
「亀も大変だね(苦笑)」
「本当…勘弁してほしいよ…。」
「帰りも送ってってやるよ」
「ごめんねっ、迷惑かけて」
「迷惑なんて思ってないって。寧ろ亀と話す時間増えて嬉しいし(笑)」
「えっ…ぅん。‥ねぇ、山P。」
「ん?」
「信じてるから山Pに相談するんだけどさぁ、」
「うん?」
「最近さ‥俺、何か変なの!」
「変…?」
「なんかっ…仁がいると変に緊張したり、顔が赤くなんのっ…これって変じゃない??」
「別にぃ?素直に気持ち受け入れたら?」
「変だって!それに原因すらわかんないのに受け入れるとか…」
「じゃあ俺がその亀のモヤモヤの原因がなんなのか断言しちゃりましょう!♪」
「っ何?」
「亀は仁が好きなんだよ」
「はぁっ!?ないないないない!!絶対ない!」
「ドキドキするのに?」
「っ!…き、気のせいだよ。」
「まっ、俺は気付いてくれない方がいいんだけどね♪」
「えっ…?」
「俺…亀のこと好きだから。」
「っ…。」
すごい真剣な眼で見つめられて、
軽くかわすことができなかった。
「俺何気に告っちゃったぁ〜‥、亀着いたよ?」
「ぅ、ぁあっ(笑);うん…。」
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