ロストウォーリア短編 3P/オメガバース【蒼杏唯/蒼月(α)×杏寧(α)×唯凪(Ω)】** 久々に唯凪が杏寧と蒼月の家に訪れて数日。 杏寧は唯凪を起こしにゲストルームまで行くと、妙な色気と先客の香りを感じた。 「もしや…」 何か怪しいことをしているのではないか。そう思い、ドアを開けると―。 「んっ、ダメですって…落ち着きましょう?」 「無理。俺はもう限界なんだよ」 寝転ぶ唯凪の上には―蒼月。そんな見たくもない光景に、思わず目をつぶる。 しかし再び目を開けてみると、ベッドの横には封をしてある発情抑制剤が見え…。 「唯っ!大丈夫か…?」 思わず部屋に飛び込むと、その瞬間唯凪は杏寧に微笑んだ。 「大丈夫…ちょっと、惑わされてね…」 その笑顔が、杏寧を堕とす。 俺は何も知らない。そう必死で思いながら、唯凪のいるベッドへ近づく。 「ごめん、俺も無理だから」 そう告げると、無理矢理に服を剥ぎ取っていく。しかし、唯凪は嫌がる素振りを見せなかった。 「うん…お兄ちゃんたち、気持ちよくして…?」 次の行為がわかっているのか、上目遣いで杏寧にねだる唯凪。 それを見た蒼月は、杏寧を睨みながら唯凪の奥を解していく。 「やぁっ…い、良い…」 「そうか、もっと声出していいからな…」 指で、舌で、蕾を犯し、花開くとすぐに自らを挿れる。 「ああああっ!!!」 貫かれた衝撃で、悲鳴のように叫ぶ。激しい動きが更なる快感を与え、声も止まらない。 「すごいのっ!!中、めちゃめちゃになって…!!もっと、欲しいの!!」 「強い締め付けだ…全てを搾り取られそうなほどっ…」 「もっと、もっとちょうだい!!蒼月のっ!!」 少し蒼月が動いただけで、もう余裕のない唯凪。だが必死でついて行こうとしている。 「や、ん、イく、イっちゃ…ひゃあああっ!!」 限界まで高められ、唯凪は自分の液体で腹を汚す。 「どうする?抜く?」 唯凪が果てると、蒼月は尋ねる。 「はぁ、はぁ…ぬ、抜かないで…出して…?」 荒い息のまま、今度は自分から動いていく唯凪。 果てたばかりなのに、体力はまだ有り余っているようだ。 「あっ、あ、ここっ、いいとこ…当たってる…」 自分の気持ち良いところを探し、蒼月のものに擦り付ける。 それに連動するように蒼月も腰を揺らす。 「あぁっ…!!そこなの!!んぁ、あっ!!二回目…!!」 「俺も出すぞっ…」 「あっ!!あああっ…!!!」 二人は同時に放つ。唯凪の中では蒼月を全部受け止められず、後ろから零れ落ちている。 「ふぅ…すっごく、気持ちよかった…」 「そうか、良かった…」 唯凪は蒼月を見つめ、蒼月は唯凪の頭を撫でる。 しかし、気に入らなさそうに見ていた杏寧が、窮屈なベッドに乗り込み蒼月をどかす。 「唯は俺のほうが好きだろ…?」 「うん…杏兄、好き…」 お互いに見つめあい、優しく唇を重ねる。 そんな時も束の間、まだ呼吸の整わない唯凪に、杏寧は自らを突き刺した。 「あぁっ…杏兄!!」 兄の名前を呼びながら、切ない表情で杏寧に視線を送る。 「どうした?痛かった!?」 「気持ち良いの…僕の中、杏兄を離したくないって…」 先ほどとは違う優しい律動に唯凪は震えながら答える。 生理的な涙―いや、感情が高まり零れたであろうそれを舐める杏寧。 「あっ、杏兄の、大きくっ…!!もう、ダメ、一緒に…!!」 「わかった、ちょっと激しくなるからな…」 杏寧は思いきり腰を打ちつけ、自らを絶頂へと導こうとする。 それに耐えながら、一生懸命に唯凪は動きを合わせた。 「ああっ、あっ…!!」 唯凪が白濁を吐き出すと同時に、杏寧も唯凪の中に出す。 その隙を見計らい、蒼月はまだ杏寧のいる蕾に差し込む。 「杏寧の奴…俺のものを横取りしやがって…!」 「ああああっ!!!に、2本は、2本は無理…!!」 質量が2倍に増えたため流石にきつそうだが、この状況では抜くこともできない。 「二輪挿しは…ダメなの、あぁっ…!!」 「こんなに良さそうなのに…?」 「気持ちよすぎて…壊れる、おかしくなるの…!!」 再び悲鳴にも似た声を上げ、双方の動きに合わせようとする唯凪。その姿は2人にはとても可愛らしく映る。 「おかしくなっちゃえばいいよ…」 「中、2輪まとめて締めちゃってる…」 耳元で囁かれると、唯凪は力の抜けた顔で笑う。 3人とも、もう果てるまで遠くないようだった。 「出すからな…」 「俺も、無理…」 「あぁっ、ひゃ、出しちゃう、イっちゃうううううっ…!!!」 それぞれが全てを出しきった。部屋に散らばる液はもはや誰のものかわからない。 唯凪は白目になりながら果てた後、気を失っている。 「流石にやりすぎたか…」 「いや、そもそも唯凪を早朝に訪ねたのが失敗だったと思う…」 唯凪に対し少しの罪悪感を覚えながら、振り返ってみる。お互いに反省点が見えたらしく、そのまま謝る。 「勝手に唯凪を奪ったりしてごめんな…」 「いや、途中で蒼月のこと引き剥がしたりして悪かった」 仲直りを終えると、片付けを始めた。お互いに分担して、汚れを落としていく。 最後に唯凪の中から白濁を掻き出すと、気を失ったままなのにびくついた。 それさえも愛おしく思え、唯凪の両隣に寝転び囁く。 「どっちの子どもができたのか、ちゃんと教えろよ…?」 (-×-)追記 なんとなく2穴を想像して書きました。 メグはこういう複数の受け・総受けが苦手なので、無理やりやらせましょう。 [*前へ][次へ#] |