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救済の手


はぁはぁ、とせわしなく動く薄い胸板を見てヴァンは眉を寄せる。
使用人達の話ではルークは自室に篭っているという事だった。
どうせいつもの事だからとルークの様子を見ようともせず、むしろ遠ざけ関わらない様にしていた。

「何故、誰も気付かない………」

救いを求める小さな声に。

この子はこんなにも弱く、小さな存在なのに。



ヴァンは救いを求める小さな声に応える様にルークの手を握り締めた。




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前回のつづき。
今、インフル真っ最中。
体の節々が痛いです。
補走は決定した……………。




あきゅろす。
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