神の名鑑 熾天使 【熾天使】(セラフ) ※熾天使の複数形はセラフィム。 熾天使(セラフ)は神に最も近い御使いとされ神と直接に交わり純粋な光と思考の存在として愛の炎と共鳴します。 ・字義:燃える:蛇 ・容姿:は、四つの顔と六枚の翼を持ち二枚で顔を覆い二枚で足を覆い二枚で空を飛ぶ。 手には[トリスアギオン]を刻んだ炎の短剣もしくは旗を持ちトリスアギオンを不断に唱えてるか、もしくは祝歌を唱えてるとされています。 古い時代のセラフはその翼の羽一枚一枚に孔雀の様な目が描かれていた。 セラフは目覚めると獅子の如く吠ゆる赤く輝く稲光の空とぶ蛇とされ蛇やドラゴンと結びつけられる。 この天使達の長はウリエル、メタトロン、ケムエル、ナタナエル、ガブリエル、もしくは堕天するまえのサタン、ルシファー等の諸説があります。 ※偽デイオニュシオスによる天使の階級の上級第一位。 セラフはトリスアギオンを不断に唱え御座のまわりを巡ってる。 蛇やドラゴンは古くから医療のシンボルとされ又蛇は若返りを象徴する。 エノクによるとセラフは四人しかおらず四方の風、あるいは東西南北の四方に対応してるとも言われる。 民数記にはネハシム-セラフィム(「燃える蛇たち」)が出てくるが、これは火のごとき空を飛ぶ蛇の姿であるという。 ヤハウェ(エホバ)神の御前にいるとされるラファエル、ウリエル、ミカエル、ガブリエルの四大天使は偽ディオニシウス・アレオパギタが定めた天使の九階級のうち下から二番目の階級の大天使と記されているが イギリスの詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』では、この四大天使は熾天使として扱われている。 また、堕天して悪魔の王となってしまったルシフェルも、堕天する以前は熾天使であったとされている。 『イザヤ書』の熾天使 イザヤ書には、以下のような熾天使の描写がある。 私は、主が王座の上に座って、顔を上げられるのを見ました。 彼の上に、セラフィムは立っていました。 それぞれには、6つの翼があり、2つの翼で、彼は顔を隠した。そして、2つの翼で足を覆った。そして、2つの翼で飛翔されたのです。 『ヨハネの黙示録』の熾天使 セラフィムは、また、いつまでも神の存在が永遠であるようヨハネの黙示録で言及されて、絶えず彼を称賛している。 『「昼夜、彼らは、言うのを決して止めません」 「聖なるかな、聖なるかな、聖なるであることは、主の元に来ることができる。』と常にたたえている。 トリスアギオン↓↓ Holy,holy,holy! all the,saints adore thee Casting down their golden crowns around the glassy sea; Cherubim and seraphim falling down bofore thee,which wert,and,art,and evermore shalt be おのおのの六つの翼あり その二をもって面をおおひ その二をもって足をおほひ 其の二をもって飛翔り 日も夜も絶え間なく言ふ 「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、海に金の 冠を投げ捨て、すべての 聖徒はあなたをあがめます 昔いまし、今いまし のち来たりたまう永遠の神」 [次へ#] [戻る] |