作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
ドキたま/すたんぷ第四巻経過報告:02(サンプルあり)(2014/10/24)
古鉄≪というわけでドキたま/すたんぷの経過報告です。残すところ六話目と七話……特別書き下ろしはなんとかバッチリです≫
恭文「そして作者はなにをしていたかというと、ガンダムAGE-1FWリペアのシールドを弄っていました。
あれですよ、小さくなったけどシールドがAに見えるようちょっとした改造を」
古鉄≪本当にちょっとした感じですが……とりあえず塗装も終わったので、また支部の方でアップを≫
恭文「そして今回のサンプルは……こちらー!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「というわけで――卒業旅行に行きたいと思います♪」
「……おい、梓へのプレゼントはどうした」
ただ一名を除いて部室に集まった私達……にも関わらず、律がこれだ。そりゃあちょっと語気も冷たくなる。
「ほらほら、去年みんなで一緒にパスポート取ったじゃんー」
「だから、梓へのプレゼントはどうした」
「んー、それも考えるけどさー」
「駄目。そうやってすぐなんでも後回しにするんだから」
「ちょっとくらいいいじゃんケチー!」
「あ、わたしー、憂にインタビューしてきたよー」
そこでホワイトボード前の唯が……でも、なにしてるんだろう。うさぎらしきものを落書き?
「聞かせてもらおうか!」
おい律、お前なんでそんな偉そうなんだ。後回しにしてるのに。
「あのねー」
「ちょっと待った! それなんだ!」
「鳥獣戯画だよー。あのさ、この間さー、教科書見たら」
「憂ちゃんはどうしたんだ!」
「あ、憂はねー。わたし達がもう一年学校にいてー、あずにゃんと一緒に卒業できるといいんじゃないかーって」
「プレゼントは、留年!?」
「そうー、留年ー!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「やや辺りが言い出しかねないからやめて!」
古鉄≪というか言ってましたね。小学校なのに。そんなわけであの話もやります≫
恭文「とりあえず今回が最終章で、あとは原作十二巻みたいな感じで……次巻がおしまいかなぁ」
(思えば長かった)
恭文「だからこそ起こる、あのお話です。わりと修正箇所が多かった」
古鉄≪ギンガさんとかもいますしね≫
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「あむちゃん」
横からスゥがやけに静かな声を出したので驚きながらそっちを向くと、スゥはあたしの事……やけに真剣な顔でジッと見てた。
「やっぱり今も怖いですかぁ? 変わっていくのは、寂しいですかぁ?」
あたしは視線をスゥからゆきちゃんの写真に移して、ゆっくりと瞳を閉じる。
「そう言えばあたしこの時、ガーディアンに入ったりするのが――変わっちゃうのが怖いって言ってたっけ」
「それでキャラなりできなくて苦戦して」
「ホントだよねー。あむちゃん相変わらずドジなんだからー」
「うっさい! アンタが妙なプレッシャーかけるせいじゃん!」
……そうなんだよ。今スゥが言ったのって写真を撮った頃、実際に思ってた事なんだ。
変わるのが怖くて、自分では止めようのない変化が起きてさ。自分がなくなっちゃう感じがする事が怖くて仕方なかった。
その時の事を思い出して苦笑しながら、写真のゆきちゃんを――あの頃のあたしも見ていく。
「そりゃあね。いつだってやっぱり、変わるのってちょっと怖いよ。でも今はちょっとだけわくわくしてるの。だって」
あたしはみんなを見て、なんか照れくさいけど……思いっ切り笑ってやった。
「あたしのまだ見えない『なりたい自分』、ちょっとずつでも探していくんだから」
『――そっかー』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「このシーンは原作でもよくてねー。あむ、反省しようか」
あむ「なにを!?」
恭文「いつの間にか暴力的に……それどころか、そっくりさんになっちゃうし」
あむ「それアンタのせいじゃん! そっくりさんは違うけど!」
古鉄≪いえ、この人のせいですよ。あなた、この人なしじゃ生きられない身体に≫
恭文・あむ「「おいバカやめろ!」」
(ヒロインとして真・魔法少女、もっと頑張ります)
恭文「まぁそんな話はさておき……書き下ろしの方ではこんな騒動も待ち受けます」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「いや、実は……最近俺が所属する、車両開発部に地下組織が生まれて」
『地下組織!?』
「その関係でちょっと、局長から説教食らって……理不尽だ」
「いやいや、大事じゃないですか! 警備組織ですよね、管理局って! それで地下組織……クーデターの兆しじゃないですか!」
「普通説教じゃ済まないですよ! ヘタすれば投獄されますよ! ブイヤベース作っている場合じゃないですからね!」
律子さん、赤羽根さんまで……! 大丈夫だって、それで説教を食らうって事は間違いなく。
「ちなみに高木社長と黒井社長、小鳥ちゃんに歌唄ちゃん、貴音ちゃんも入っている。地球支部部長・同じく部長・書記・会計・秘書という形で」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
……ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! やばい、これは触れなくちゃいけない! 関係者として触れざるを得ない!
「サリさん、待ってくださいよ! 歌唄や高木社長はともかく……黒井社長ぉ!? ま、まさかアンタ」
「あぁ、夏に話して以来仲良くなってな。自然と」
「なにやってるのよおのれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「……いや、恭文さんにだけは言われたくないと思うのですよ」
「そうだよー。恭文、トラブル絡みだけどちょくちょく次元世界の事とかバラしてるよねー。春香さん達もそれだしー」
ややの一言でみんなが……ねぇ、ちょっと待ってよ! そんな目で僕を見ないでよ!
僕は悪くないからね!? 起きるトラブルが悪いんだからね!?
◆◆◆◆◆◆
「ちなみに赤羽根君、今日はなにを」
「ソーセージエッグ定食です」
「……やるな。松屋のソーセージエッグ定食、四百円は大正解の一つだ。だが問題はセットにある選べる小鉢だ」
「あ、あのー。選べる小鉢って」
「やよい、選べる小鉢っていうのはね」
みんなが聞くのは分かっていた。なので空間モニターを展開し、松屋のサイトにアクセス……出てきた、ソーセージエッグ定食だ。
「基本であるご飯・味噌汁・ソーセージエッグ・サラダ・つけものの他に、好きな小鉢を選べるサービスだよ」
「種類はミニ牛皿、冷や奴、納豆、とろろね。私も毎回迷うところだけど……プロデューサー」
「千早、お前毎回って……まぁいいや。俺も気持ちは分かるしな。……今日は、納豆を選んだ」
「そうか。残念だが赤羽根君、納豆は……はなからあり得ない」
「えぇ!」
「我々がこだわったのはサービス感に包まれ曖昧となっている、ディティールの正確な把握だった」
戸惑う赤羽根さんを、サリさんが右手で制する。言いたい事は分かっていると、そう言わんばかりに……その仕草には慈愛すら感じられた。
「ここで俺は、先ほど山そばで煮詰めた仮想定価を提唱した。例えば松屋は目玉焼きの単品販売をしていない。
しかし四百円のソーセージエッグ定食の、目玉焼きが二つになったソーセージWエッグ定食は四百五十円。
ここから目玉焼き一個の仮想定価は、約五十円と推測が成り立つだろう。では小鉢はどうか。
実は牛皿以外の三種は単品価格が明白。冷や奴ととろろは百円……納豆は八十円だ」
「あ……!」
「この仮想定価によるお得感をより多くするのであれば、やはり納豆は選択肢足り得ない」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「ちなみに作者はこのチョイスなら、やっぱり牛皿だそうです」
(牛丼うまうま)
あむ「……なに話してんの。朝食って」
恭文「いやいや、朝食産業は現在進行形だよ。その辺りもまた同人版で」
(安いからちょくちょくお世話になっています。
本日のED:藍井エイル『アヴァロン・ブルー』)
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