作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
とまと幕間リローデッド第24巻経過報告:02(サンプルあり)(2018/12/30)
恭文「というわけで、経過報告の続きです。今回は幕間本編……まぁ二話しかないけどご紹介ー」
古鉄≪なお番外編は関ヶ原ガンプラバトルの最終戦となっています≫
(ちょこちょこ変更……大変だったー)
恭文「梓達わかばガールズの話も最後に向かうけど、まだまだ肉付けはできるので……まずはプロローグ的なところから」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
二〇一一年十月――765プロのアリーナ・ツアーも、いろんなゴタゴタをクリアして、いよいよ目の前だった。
「でも……そんなことはどうだっていい。重要なことじゃあない」
「そんなわけないでしょ!」
なぜか蹴りを入れてくる伊織……。
なので左回し蹴りをするっと回避し、コブラツイストでお仕置きー!
「いだだだだだだだだだだー!?」
「それよりも重要なのは……ディードが桜高の学園祭でうたうということだ!
おのれら、全員で見に行くよ! 返事は”イエス”か”喜んで”だ!」
「どんだけディードさんが大好きなんですか! というか、強制じゃないですか!」
「強制!? アホを抜かせ! 春閣下とは違うんだよ!」
「私をさらっとディスるのやめてもらえますか!? あと、春香ですー! 閣下じゃありません!」
「じゃあ春馬鹿」
「更にディスってどうするんですかぁ!」
そう、ついにディードがライブデビュー!
まぁ梓達とのライブは最初で最後になるかもしれないし……ここは、頑張ってほしいなぁ。
◆◆◆◆◆
「あ、アンタ……一体いつまで私を締め上げれば気が済むのよ! ライブ前だってのに、首が寝違えそうだったんだけど!」
「おのれにはこんな扱いが妥当だと思って」
「765プロ裁判でやらかしたから!?」
「それ以外にもほら……僕とベッドシーンをやるんでしょ? 淫行を楽しむんでしょ?」
「ピヨ!?」
「それはやめてよぉ!」
「だったらこれくらいいかなぁーって」
「……プロデューサー、そこもお怒りでしたよねぇ」
そうそう真……よく分かってくれているね。
……さすがにビビったからね、あれも! コイツ、平然と奴らの領域に乗り込んだし!
その上で負けたからね!? そこまで言っておきながら、負けてティアナとのベッドシーンを決定しかけたからね!
思えば不覚だった……あのときにきっちり叱っておけばぁ!
「そこに続いて765プロ裁判だったからねぇ……。
あぁ、美希についても同じだった。赤羽根さんとベッドシーンをやりたいと常日頃ぺらぺらと言いまくっていて」
「美希はそこまで押っ広げじゃないよ!」
「でもおのれ、フェイトやフィアッセさんに聞いていたそうだね……赤羽根さんがハーレムした場合に備えて、いろいろとさぁ!」
「なの!?」
「ミキミキ、それはもはや言い訳できないよぉ……」
「ベッドシーンとまで言い切った兄ちゃんが、いろいろって濁した時点で……ねぇ」
◆◆◆◆◆
「伊織、分かってる? 僕とおのれのベッドシーンを写真に撮って、SNSでアップするのはアウトなんだよ?
裏アカウントでも駄目なんだよ? もちろんそこでファンの悪口とか駄目だから」
「そんなことしないわよ! というか、それはもうSNSにアップするレベルじゃないじゃない! プライベートなアダルトビデオじゃない!」
「おのれのやったことは、それと同じことなんだよ……!」
「さすがに違うでしょ! というかお願いだから、違うって思わせてぇ!」
「春香、おのれにも言ってるんだからね?」
「はい…………」
春香にも睨みを利かせると、春香はしょぼんと項垂れ。
「……って、なんですかぁ!」
なぜか勢いよく噛みついてきたので、つい失笑……。
「なんですか、その笑いはぁ! 間違ってませんからね!? 私、伊織みたいに迂闊なことは言ってませんからね!」
「……春香、多分それは……あれよ。
アンタが馬と楽しんでいるアダルトを見て、コンピュータウィルスの媒体に」
「やめてぇ! あれはトラウマなの! というか……プロデューサーさんが”春香を媒介に広がった性病”とか言うから、本気でトラウマなのぉ!」
「ま、待ってほしいのプロデューサー!」
そこで、春香との間に割って入ったのは美希だった。
「何よ、おのれまで春香が穢れていないとでも言うの?」
「そんな戯言を吐くほど、美希はねぼすけさんじゃないよ」
「美希ー!?」
「それより問題なのは……!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄≪というわけで、なんだかんだで軽音部とも距離が近い感じの765プロ。
アリーナ・ツアー直前でもありますが、今回はさくっとドタバタします≫
恭文「伊織の奴はどうしてくれようか……」
伊織(アイマス)「だからあれは悪かったって言ってるじゃない!」
(小悪魔アイドル、煌臨です)
恭文「でも学園祭……は! ディードが学校にお泊まりとか、ガードしなくては!」
伊織(アイマス)「安心しなさい、女子校だから……」
恭文「でも織斑先生曰く、IS学園では」
伊織(アイマス)「参考にしないの! というか別世界でしょ!」
(IS学園は本編にはありません)
恭文「それで続いては……ビルドファイターズA-R編。
ただまぁ、前巻でも言った通り、今回描写するのは地区予選の辺りまで……それもセイやマオ達世代のお話」
伊織(アイマス)「とはいえまだプロローグだから、アンタやタツヤのバトルもあるのよね」
恭文「今回はそんな一つ……ではどうぞー」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「でもヤスフミ、三人でチーム戦って……また何かやるの?」
「そういうわけじゃないけど……いろいろなメンバーを組み合わせての、多種多様なユニット活動も視野にいれているしね」
「その辺りを踏まえての練習……というか、交流会なんだよね。今日のところはアタシ達ってだけで」
「明日は百合子・エレナ・千鶴でやるし、明後日は杏奈・ロコ・ジュリアでもやるし」
「そっか……。あぁ、でもなんだか懐かしいなぁ」
フェイトは茶ぱんにゃを優しく撫でながら、懐かしそうに笑う。
「私も局員時代……機動六課のときとかはやったよ。分隊を入れ替えての模擬戦とか」
「まぁあんなノリだよ。
違うのは……身内・新人組と入り乱れている状況だし、分け隔てない環境作りも兼ねていること」
「のり子ちゃんが言うみたいな交流会と」
「シアターの中だけじゃなくて、外での仕事でも求められることだしね」
そういう意味でも大事な練習……遊びの中に修行を積み重ねるわけだよ。
ただまぁ、その……うん……うん……!
「……自分も修行したそうに、うずうずしないでください」
「なぜ分かった!?」
「アタシでも分かるってー。すっごいニコニコして、楽しそうでさー」
「だよね……ヤスフミィ」
「そんな呆れた顔をするなぁ!」
「というか、もう少しだけ待っていてください」
志保は呆れながらもAGE-2マグナムを撫でて、不敵に笑う。
「とりあえずガンプラバトルは……あなたと本気でやり合えるくらいには、強くなるつもりですし」
「……どうして?」
さすがに驚いて問いかけると……なぜだろう。みんなが凍り付いた。
◆◆◆◆◆
「ふふうーん……きゅきゅきゅー♪」
346プロの作業スペースで、きゅっきゅとハンドアックスを磨いていた……一人で。
そう、今回はチームというけど、きらりが一人で出場。
杏ちゃん、開発者側に回っちゃったから……さすがに出られないんだって。
あとはニルスくんも? グレコさんともう一度戦うと思っていたから、それは……残念。
でもでも、だったらと考え方を変えた。
それなら改めて……去年のバトルからずーっと考えていた、きらりなりの答え、探さなきゃーって。
「きらり」
するとその杏ちゃんが、ジュースを脇に置いてくれる。
「ありがと、杏ちゃんー♪」
「やっぱ杏、制作も手伝おうか」
「それはだーめ! ……杏ちゃんが言ったんだよ? ズルになっちゃうって」
「そうなんだけどさぁ」
「それにね……大会では一緒に戦えないけど、それ以外の……普通に遊ぶときもあるし」
きらりのことをいろいろ気づかってくれている。
一緒に遊べないことを寂しがってくれている。
でも、それだけでいい……それだけで十分だからと、杏ちゃんに笑いかける。
◆◆◆◆◆
「メイジン・カワグチ――」
「アラン・アダムス」
「アメイジングストライクフリーダム! 出撃する!」
アームレイカーを押し込み、カタパルトを全力加速――。
すると、その途端に走る探知音。
「十二時方向、距離千……いや、六百……二百!? なんだ、この速度は!」
「もう見えている!」
スタービルドストライクは……いや、”新しいビルドストライク”は、赤と青の輝きを纏い、超加速を放つ。
まるで紅の彗星≪ハイマニューバ≫を思わせる直進。咄嗟に左へ回避すると、ビルドストライクはそのまま突き抜け……。
『いっけぇぇぇぇぇぇぇ!』
アブソーブシールドからジョイントを展開し、スタービームライフルに接続。
更にビームライフルも拡張バレルが稼働し、その銃身を延長。
そこからピッタリ三秒……エネルギーが集束し、特大の赤い粒子砲撃が放たれる。
「回避……いや!」
「これは……」
彼が狙ったのは、宙間に浮かぶ数々のザフト戦艦だった。
数十もの船を一瞬でなぎ払い、フィールドに特大の爆発を呼び起こす。
その連鎖に目を奪われていた……なぜなら彼は、ビルドストライクは、我々に背を向けていたからだ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「そう……この戦いは二人が付き合いを始めた当初、タツヤが望んだ形のバトル。
タケシさんの息子であり、自身も天才ビルダーであるセイとのバトルだ」
伊織(アイマス)「レイジはいないけど、セイはあのラストバトルで王手もかけているし……さて」
(後のバトローグでの展開も絡めて、わりと好き勝手に)
恭文「でもアメイジングストライクフリーダムはいいねぇ。
戦闘シーンが書きやすいというか、分かりやすいというか」
伊織(アイマス)「武器てんこ盛りだけど……!」
(というわけでとまと同人版の方、何卒よろしくお願いします。
本日のED:KIX-S『もう一度TENDERNESS』)
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