雑記(作品解説や緒注意など) ※W主人公が考える、会話のキャッチボールの基本 恭文「ぶっちゃけていいですか? 読みたくなきゃ、『つまんない』とか感想送るな。てーか、他人に話すな。 そうだ、誰にも漏らさずに、そして感想も送らずに、持ってる本をブックオフにぶちこめばいいんですよ。スターリンのように」 あむ「はぁっ!? アンタ、いきなりなによっ! そしてスターリンって誰っ!! ・・・・・・どうも、日奈森あむです」 恭文「あ、どうも。蒼凪恭文です。ちょっと聞いてよあむ。 作者の知り合いがなんかバカなのよ。作者は、ヘタレ物書きだけど、それでも一言言いたいのよ」 あむ「あー、聞く聞く。で、なに?」 恭文「なんかさ、こういうレターを送ったんだって。某アニメにもなってる商業作品の作家さんに」 (最初は面白かったけど、今はつまらないです。主役が全部になってます。 他の方はともかく、こういう意見もあると、作家さんには知っていただきたいと思い、手紙を送りました) あむ「これはまた・・・・・・で、ちなみにジャンルは?」 恭文「ラブコメ物だね。なお、基本媒体は内緒。そこまで言っちゃうと、バレるから」 でさ・・・・・・ぶっちゃけていい? バカでしょ。作家がコレ知ってどうしろと?」 あむ「アンタ、またそういう発言を・・・・・・ほら、怒られるよ? 批判の意見を無視するような発言をするなってさ」 恭文「いいよ別に。だって、バカだもん。バカ過ぎて、呆れてるもん。 本人にもハッキリ断言してやったもの。雑記のネタにしてやるって宣言したもの。スターリンのように」 あむ「したのっ!? そしてスターリンって本当に誰っ!!」 恭文「話のテーマとして、面白いしね。なお、本日のテーマはタイトルにもある通り、会話のキャッチボールですよ。もっと言うと、他者との対話。 それを、この話を通して、ちょっと考えてみようと思う。今の社会情勢やネット環境なんかも含めた上でね」 あむ「な、なんか小難しい話だなぁ。あたし、ついていけるかな」 恭文「大丈夫、そこは上手いとこやるから。で、話を戻すと・・・・・・言いたくもなるよ? この話になった時に、この作品がどういう具合につまらなくなったかを延々聞かされるんだから」 あむ「・・・・・・うわ、それは嫌かも。てーかさ、うざいよね。普通にそれはうざいよね。 その作家さんはともかく、うちの作者にも迷惑だし、話してもいいこと何にもないじゃん」 恭文「大体、これをその某作家に言ってどうなるわけ? 何が変わるわけ? 言った人間の、単なる自己満足でしょうが。先につながるものは0」 (色々思うところはあるでしょうが、今回は許してください。普通に、3回くらい話の内容がループしたら、言いたくもなるのです。 ほぼ全編に渡って、主観的な悪口に近い内容のものを3回くらいループで聞いたら、そりゃあ腹も立つのです) 恭文「付き合わされる方の身にもなって欲しいわけですよ。 そこまで楽しめないなら、もう何も言わずに別のものに手を出して欲しいですよ」 あむ「話が3回ループするしね。というか、結局この話でどれくらい?」 恭文「携帯で、1時間くらい? まぁ、電話代は向こう持ちだったけど。 で、別の話にしても、また戻っていくのよ。それも3分経たずに」 あむ「長っ! どんだけ不満持ってたわけっ!?」 恭文「でさ、最近見てると、こういうのが多いのよ。この作品の話とか、作者に来る感想どうこうじゃなくて、もっと広く・・・・・・世の中的に。 アレだよ、『自分的にはこうしてるんで』とか、『俺はこう思う』とか、そういう自己主張だけして、そこで終わるやつ」 (現・魔法少女、首をかしげる。というか、意味が分からないらしい) 恭文「例えばだよ、なのはがフェイトや師匠と友達になったり、あむが歌唄と友達になりたいと言ったりしたよね」 あむ「うん。・・・・・・あ、主張だけするやつって、なんか分かるかも。 つまり、そういう風に伝える事で何かを変えたいとか、繋がりたいとか、先に結びつかない」 恭文「そうよ。もっと言えば、自己完結で終わって、キャッチボールが成立してない。で、そこに照らし合わせてさっきのを考えて上げてみようか。 ぶっちゃけ・・・・・・そうして先に結びつくものが、ないよ? オ○ニーと同じじゃないのさ。これこそ自己完結の最も足る例だよ」 (青い古き鉄、疲れ果てた声で平然と言い放った。現・魔法少女、首をかしげる) 恭文「あむ、今伏字になった単語は言っちゃダメだよ? あむは、こういうのの意味が分からないって体で進んでるんだから」 あむ「わ、分かった。でも、そういうのは独りよがりって言うのかな。確かに最近多い感じではあるよね。 でも、なんでここまで言うの? 一応お話書いててさ、こういうのをもらう立場でもあるのに」 恭文「言いたくもなる理由があるのよ。そういうのを含めても相当。 ・・・・・・作者もね、数年前にした手痛い恋愛の時に、コレと同じ事やったから、分かるんだって」 あむ「そうなのっ!?」 (・・・・・・告白した時に、ただ好きだと言ったわけですよ。知って欲しいだけだと。 そしたら相手から『告白して、相手とどうしたいのか分からない』とダメ出しされて、ヘコんだことが) あむ「・・・・・・悲しい思い出だね」 恭文「これで作者は恋愛恐怖症になってるから、相当辛い思い出だね。 でさ、ぶっちゃけ、作者が失敗したように、こういうのは誰も相手にしない」 (現に、されませんでした) あむ「またハッキリ言うね」 恭文「事実だもの。てーか、逆に聞きたい。相手から何か言われたとする。 ここでは批判的意見を例に出してるけど、それ以外でも考えて欲しいのよ」 あむ「うん?」 恭文「それを、ただ単に『こういう意見もあると、あなたに知っておいて欲しかった』だけで終えられて、どうしろって言うの?」 あむ「あれだよね、特に何か『これで考えて欲しい』とかじゃなくて、もうただ単に『知っておいて欲しい』だけ」 恭文「そう、本当にそれだけ。本当に、たったそれだけ。もう一度ハッキリ言おう。 物書きに対する感想どうこうという話ではなく、社会全体でそういうのは、相手にしない」 (残念ながら、事実です。現実とは冷たく、そしてシビア。 伝えて、どうしていきたいかを言わないと、相手はワケが分からなくなるのです) 恭文「よくさ、こういうのに限って『どんな言葉だろうと、真摯に受け止める事が大事』とか言うけど、されなくて当然だよ。 あと、こう言うのも居るよね。『それだけしか言わなくても、意図を察して、ちゃんと自分で考えて動け』と。で、それが出来なかったら怒るのよ」 あむ「あぁ、居るね。パパやママが全く面識が無いのに、プライベートなところでそれをやる人と絡むと、すごく大変だって言ってた。 確かに1から10まで教えてもらう必要はないけど、常日頃から1から10を知れって言われても、困るって」 恭文「その通りだよ。大体、普通のコミュニケーションの中で、そんな風に察していけるわけがないでしょうが。他者とのコミュニケーションナメてる」 あむ「またぶった切るなぁ。だけど、そこは同感。そんなどっかの神様やエスパーじゃないんだから、出来るわけが無い。 てーか、やれるのなんて普通にありえないし。ちゃんと意図をどうこうとか、先をどうするとか話さないと、伝わらないよ」 恭文「今回、Remixで13話までやった一連の話だってそうだよ。全部、ちょっと話せばすぐに分かることだった。 なのに、全員が全員、妙なフィルターかけてるから、ごちゃごちゃしてこんがらがって、結果的に部隊全体がダメになりかけた」 あむ「長年の知り合いでも、こういうことって・・・・・・まぁ、あそこまで規模は大きくないだろうけどさ。 だけど、起きるわけじゃない? ちょっとした、本当に一時的なこんがらがり方とかさ」 恭文「そこが近頃の社会の怖いところだよ。平然とどっかの掲示板のノリで、リアルにそういうのやるんだから。 それで、どうしても勘違いをして欲しくないことがある。これ、別に作家や感想言う人間どうこうって話じゃないから」 あむ「じゃあ、どういう話?」 恭文「人と人tとのコミュニケーションの、根本的な部分の話だよ。ありふれた言い方をすると、対話のキャッチボール。 作者のリアル知り合いがやったような『こういう意見もあると、知っておいて欲しい』は、それが成立しないボールなのよ。暴投もいいところ」 あむ「投げたら投げっぱなしで、後は相手任せだしね。そういうのも大事だろうけど、だったら答えを期待するなと」 恭文「作者の経験上、こういう事を言う奴に限って、答えを過剰に期待してるのよ。 口ではどう言ってても、自身が肯定される事を期待してる。てーか、作者もそうだったでしょ?」 (・・・・・・はい) 恭文「だから、余計に性質が悪いのよ。暴投で、こっちが受け取れないようなボールなのによ。 取れなきゃ逆ギレする。自分がどんだけアホなボールを投げたかすら分かってなかった」 あむ「・・・・・・実体験?」 恭文「らしいよ」 あむ「とにかく、壁じゃなくて、相手にボールを投げるなら、それ相応の投げ方があるってことかな。 例えば、礼儀だったり、例えば、空気を読む事だったり、例えば、相手の気持ちを考えることだったり」 恭文「だから雑記の最初の方でも書いてるでしょ? そういうのは、厳しくいくって。 なんかね、ネットとかのそういうのを見てても、決定的にそこを忘れてるのが多過ぎる」 あむ「作者の身の回りの話だけじゃないってことだね。 アレだよね、以前話してた掲示板でダメなところずらーっと書くとか」 恭文「そうそう。そこの話をすると、批判的意見を無視するなって言うけど、無視どうこうの前に投げ方だよ。 普通のキャッチボールでもそうでしょ? 相手が受け取りやすいように、そこからすぐに返球しやすいように、ボールを投げる」 あむ「変な変化球や剛速球は必要ないってことだね。あと、投げっぱなしでやめるのも、基本的には無し」 恭文「で、作品に対する感想と、対話は違うって言う人も居るだろうけど、それは違う。この場合は、同じことなのよ。 自分の中だけで納めるなら、別にそれでもいいよ? だけど、ちゃんとネット越しだろうとぶつける相手が居るなら、投げ方があるのよ」 (そう、これは会話とコミュニケーションのキャッチボールのお話) 恭文「基本、対話と交流ってのは先に繋げるものよ? だから、言葉と心のキャッチボールが、成立する。 どっちかが『こう思ってどうしたいか』じゃなくて、『こう思う』でボールを投げたまま完全に止まったら、それは無理なのよ』 あむ「というか、実体験だよね。それも思いっきり」 恭文「まぁね。たださ、これは作品に対する感想で、僕達や作者があれこれはあんまり言えない。 だけど、別のものに当てはめて考えると、言いたくもなるのよ。例えば、告白?」 (グサッ!!) あむ「あー、そこはあたしも分かるかも。好きだって言われて、 別に付き合って欲しいとかないんだよね。 これから少しずつでも、こっちと仲良くなりたいとかもなくて、『ただ知って欲しいだけ』とかは、答えに困るよ」 恭文「この場合、ボールを受け取った相手はこう思うわけですよ。『私が知って、どうなるの?』と」 あむ「どう、相手にボールを返していいか分からないってことだね。相手の意図がそれだけだと、分からないから」 恭文「てーか、そうならない理由が分からない。例えば、僕だって・・・・・・まぁ、相手はフェイトだね」 あむ「あー、そっか。8年間片思いしてたもんね。てゆうか、そこはあたしも分かる。 唯世くん、凄く鈍いしなぁ。まず、知って欲しいというところから始まるよね」 恭文「僕もそうだった。だけど、知って欲しいという願望が叶えられた先ってあるじゃない? 付き合いたい・・・・・・最低でも、自分を異性として見て、仲良くなっていきたいとか」 あむ「分かる分かる。あたしもそうだし。でも、今の話だとそういう意図というか目的が分からないのがダメなんだね」 恭文「あれだよ、本編でのギンガさんとか、ティアナルートのフェイトがこの立ち位置に近いのよ。 ただ僕に、自分の気持ちを知って欲しい。ちゃんと伝えたいということで、いっぱいいっぱいになってる」 あむ「・・・・・・あぁ、あれって実体験だったんだ」 (・・・・・・はい) あむ「でも、フェイトさんは告白してないけど、ギンガさんは告白して、『付き合いたい』って言ったよね。 最初の段階では、それっぽい事をかなり言ってたけどさ。知って欲しいだけとか」 恭文「えっとね、告白した後のシーン書いてて、自分の事とかをいろいろ思い出したらしくて、あぁいう形にしたんだって。 ただ、『知って欲しい。言っておきたかった』じゃなくて、『伝えて、私はあなたとこうしたいの』という先に繋がる形に」 あむ「そう言う風に言うと、ギンガさんの自己満足にはならないってこと・・・・・・だよね。 よし、あたしも見習おう。てゆうか、なんか小学生だから付き合うとかそこまでいくの分からなくてさ」 (注:現・魔法少女は、忘れがちですけど、小学生です) 恭文「あー、あむはそうだね。ただ、普通に高校生過ぎた辺りから、この辺りが分からないのは、問題よ。 確実に人とのコミュニケーションに、支障が出て来るとさえ思う。てーか、作者はそうだった」 あむ「また実体験なんだ。・・・・・・なら、もしティアナさんIFのアフターみたいなものが出るじゃない? で、フェイトさんが告白するシーンを書くとしたら、ギンガさんと同じようにするのかな」 恭文「そのつもりらしいよ? 『好き』って僕に言うだけじゃないの。 『好きだから、あなたとこうなりたい』って先へ繋がっていくものをちゃんと見せていくわけですよ」 あむ「同じようだけど、違うんだよね。こうすると、キャッチボールが成立する。 まぁ、それが言える状況だからってのもあるだろうけど」 恭文「恋愛って、さまざまだしね。言えない状況や、答えを出さない方がいい場合もある」 あむ「・・・・・・てゆうか、なんかアンタばっかりアレだよね」 恭文「いいじゃん、僕は一応主役よ? 大体、主役ってのは周りを巻き込み、物語を牽引する役割があるのよ。 ある程度は中心人物として、中に居なくちゃだめなの。大体、原作キャラ喰ったらだめとか、おかしいから。主役にならないでしょうが」 あむ「なるほど、こういう理論武装なんだね」 恭文「・・・・・・まぁね」 あむ「じゃあ、恋愛以外ならどうかな。知っておいて欲しいだけで止まって、言った方はスッキリだけど、相手が困る事・・・・・・あ、結構あるか」 (現・魔法少女、普通に色々思いついたらしい) あむ「なんかさ、人とコミュニケーションしていく上で大事な部分が、根本的に欠けてるんじゃないかな。 というか、ちょっとダメだと思う。普通に話して、そうしてどういう風にしていきたいのかが、無いよ」 恭文「普段相手と話す時にも、先に続くものがあるしね。でも、アレはそこが欠けてるのよ」 あむ「こういう言い方するとアレだけど、そういうことやる人って、コミュニケーションが出来ない人?」 恭文「うちの作者やリアル友人を見る限り、こういう言い方するのは、その辺りが苦手なが多いね」 あむ「なんかさ、何でもかんでも『最近の若いもんは』的な考えしちゃだめなのかも知れないけど、これはそうかも」 恭文「作者もダメなタイプだし、お話を書く側だからあまり言えないけど。 とにかくですよ、こういう意見もあると、僕はみんなに知って置いて欲しいのですよ」 あむ「・・・・・・いやいやっ! そこでそれに走ったら、今までの話の意味がなくないっ1?」 恭文「スターリンのようにっ!!」 あむ「だから、スターリンって誰っ!?」 (現・魔法少女、かなり的確なツッコミをする) 恭文「冗談だよ。・・・・・・とにかくですよ、ここで言いたかったのは、相手に対して、受け取りやすいボールを投げる事は大事だということですよ。 作者、その辺りが相当下手だからこそ、余計にそう思うのです。上手く投げられるなら、上手い具合に投げなさいと」 あむ「じゃないと、相手にされない?」 恭文「されないね。するわけがない。ここは賭けてもいい。こういうのも真摯に受け止めて、ちゃんと返す人なんて、一握りだよ。 大半の人は、そこまで優しくないし甘くない。そして、それで構成されている社会も、冷たいの。まぁ、顔見知りや仲間内は大丈夫だけど」 あむ「そういうものかぁ。・・・・・・でも、あたしもいずれは社会に出るんだよなぁ」 恭文「あむは大丈夫でしょ。なんだかんだで、そういうのちゃんと出来てるんだから」 あむ「そうかな」 恭文「そうだよ。相手に合わせた剛速球も投げられるし、そこは僕も見習うとこだよ」 あむ「そ、そう言われると、なんか照れちゃうなぁ」 (現・魔法少女、相当嬉しいのか、頬が綻んでる。 本日のED:水樹奈々『PHANTOM MINDS』) [*前へ][次へ#] [戻る] |