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小説(魔法少女リリカルなのは:二次小説)
第67話:あとがき



あとがき



恭文「さて、マリアージュ・X編もこれにて終了。一つの事件を乗り越えて、僕達はまた日常に戻ります」

歌唄「・・・・・・普通に原作通りにお眠なのね」





(あとは、劇中で本編には出てないようなこの話オリジナルの解釈も多数混じっておりますので、ご了承を)





歌唄「というか、この子って」

恭文「うーん、この辺りはまた描きたいんだよね。なんだかんだで繋がりは深くなるしさ」





(拍手でもドラマCD通りではなく、救済策をお願いしますとご意見を頂いたので、まぁまぁ考えていたりします)





恭文「とりあえず、最近surfaceさんの『焔の如く』を聞いてエンジンかかってる蒼凪恭文と」

歌唄「だからそんなに楽しそうなのかと納得した、月詠歌唄です。・・・・・・でも、解散したのよね」

恭文「そうだねー。丁度平成22年6月13日に解散ライブしたらしいのよ」





(ニコニコ大百科で知りました。・・・・・・なんというか、お疲れ様でした。初期の頃からさり気なくファンでした)





恭文「というわけで、焔の如くはドキたま3クール目のOPです」

歌唄「・・・・・・アンタ、またいきなりそんなアホな事を」

恭文「でもでも、いい曲なんだよ? みんなも聴いてみてー。surfaceさん最高だからー」





(普通に今、ニコ動で色々聴いているのですが・・・・・・やっぱり最高です)





恭文「それでアレだよ。『BY』とか出るから」

歌唄「はぁっ!?」

恭文「サビに入るまでに新キャラとかがアップで出て」

歌唄「いやいや、ちょっと待ちなさいって」

恭文「OPのサビの部分から、アルカイックブレード状態の僕と『BY』が思いっきり斬り合うでしょ? それでみんなはアクションしてる。
最後に互いに抜きを打ち合って交差したところで、振り返りつつもう一撃右薙に叩き込んで、それがぶつかってENDですよ」

歌唄「・・・・・・もうOP映像まで妄想してるってどういう事よ。てゆうか、3クール目から『BY』出すの?」

恭文「うん。てゆうか、もうそろそろ出さないと色々マズいのよ」





(主にやりたい話とか蒼い古き鉄の絡みとかの問題で。『???編』に突入してからだと、時間が無いのです)





恭文「あと、出来る限りこういうブラック物のお約束は出来る限り踏まないようにしつついきたいとかなんとか」





※ブラック物のお約束

1・初っ端から本物より強い。てゆうか、劇中最凶クラス。

2・本物を思いっきり見下してる。

3・結局『本物には勝てない』という理由で敗退。

4・なんか性格的に三流。





歌唄「まぁ、コピー的な要素が強いしね。力だけってのが多くはあるか」

恭文「戦隊物のパターンとしてはそうだね。だから、この辺りは踏まないようにしていきたいなと」





(ブラック◯◯キャラ、何気に前々からやりたかった部分ではあるので、結構プロット考え込んでいます。
というか、普通に今言ったパターンを踏むと3話とかそれくらいの退場になりかねないので、お決まりはやりたくないのです)





恭文「それでさ、作者が実は一つチャレンジを考えてて」

歌唄「なによ」

恭文「小説の挿絵、自分で描こうかどうか考えてるらしいの。それが出来ると自給自足出来るから」

歌唄「・・・・・・ちなみに、絵心は?」

恭文「ゲームらしくスキル数値で表すなら、0.5くらいだね」

歌唄「よし、素直に依頼しなさい。それが1番いいから」





(あー、待ってー! ここにはちゃんと理由があるのー!!)





歌唄「理由ってなによ。0で小数点以下って、ほとんどダメなんでしょ? どうやったって無理よ」

恭文「いや、単純にイラストどうこう挿絵どうこうじゃなくて、新しい事にチャレンジしてみたいらしいよ?
今まで出来なかった事が出来るようになってもいいのではないかと。それでやれるようなら、挿絵やってみたいなと」

歌唄「あぁ、だからイラストチャレンジなのね。理解したわ」





(そうそう。普通に挿絵描くなんて、今すぐなんて絶対無理だろうし)





恭文「そのためにペンタブレットとイラストソフト調べて、近日買いに行くらしいしね。
もちろんピンキリで言ったら下の方だよ。作者にそんな20万なんてペンタブレットはいらない」





(というか、前々から興味があってヨドバシカメラとかに見に行ったら、普通にそういうのが売っててびっくりしたことが有ります)





恭文「ただ、この辺りは専門外だから『どれがいいか』とかかなり考えてるとかなんとか。
・・・・・・とりあえずアレだ、素直にAmazonのレビュー見て参考にしようか。ほら、恋空とか参考になるよ?」





(いや、アレは・・・・・・もうそれ自体がギャグになってるし)





歌唄「・・・・・・また元気ね。まぁ、先の展開やイラスト書くのはそれとして・・・・・・次の話は?」

恭文「まずは休憩的にゆるーい日常話を1話ですよ。
で、それからみなさまお待ちかねの戦技披露会」

歌唄「あぁ、そう言えばそれが本命だったのよね。すっかり忘れてたわ」

恭文「うん、そうだろうね。作者も忘れてたよ」

歌唄「ちょっとっ!?」





(だってー、X編のアレコレが忙しくてー)





恭文「それが終わってから、色々アイディアもらった日常話かな。サザエさん空間に突入して」

歌唄「・・・・・・アンタ、それ何でもありじゃないのよ。てゆうか、要所要所でサザエさん空間ってどうなのよ」

恭文「歌唄、分かってないね。アニメしゅごキャラの二年目は、2クール目の段階で小6のクリスマス超えて、バレンタインやったよ?」

歌唄「あぁ、そうだったわね。それでホワイトデーもやったのよね。それでその後・・・・・・サザエさん空間」

恭文「正解ですよ。僕達がやって何の問題があると? 普通にないでしょ」





(便利ですよね、サザエさん空間って)





恭文「さ、というわけで本日はここまで。平和な日常に戻って、僕達は戦いの最終決戦に突入します」

歌唄「・・・・・・恭文、色々話おかしいわよ?」

恭文「いや、だって決戦だし。もうすぐ宿題終わりそうだし」

歌唄「あ、そういう意味ね。それなら納得だわ」

恭文「そして、戦技披露会も間近に迫った中で、あの二人に大変な事が起きます。
そこの辺りは次回見ていただくとして・・・・・・本日はここまで。お相手は蒼凪恭文と」

歌唄「月詠歌唄でした。というわけで、次回は私と恭文のラブシーンね」

恭文「やるかボケっ! てーか、ここでそうなる理由が分からないしっ!!」










(『そんなのお前がフラグ立てたせいだろ』と誰もがツッコんだのは、言うまでもないだろう。
本日のED:Hearts Grow『そら』)




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「・・・・・・エリオ君、なんだろうね。私達・・・・・・置いてけぼりだよね」

「そうだね。というかキャロ、僕達出番ほとんどなかったよね」

「エリオ君、そこは言わないで欲しいな。私もすごく考えてたから」





現在、私とエリオ君はスバルさんの自宅。なお、今日スバルさんは宴会参加で帰ってこない。



お酒の場だから、私とエリオ君はさすがに自重したの。



でもそうなると、私達は二人でどこか置いてけぼり状態で・・・・・・あれ、おかしいなぁ。





「武装隊での研修ももうちょっと先だし・・・・・・これからどうしようか」

「マリンガーデンはしばらく休業状態だしね。でも、とりあえずは目先の事かな。
・・・・・・主に私達を置いてけぼりで色々解決しちゃってるところとか?」





もっと言うと、マリンガーデン内で頑張ってた私達の描写がなかった事とか?

大体3話くらいは全く出番がなかった事とか? うん、おかしいよね。私達StSの主役なのに。

私達だって普通に大活躍だったんだよ? 槍で襲い来るマリアージュを薙ぎ払ったりとか。



救助活動だって頑張ったし、久々にフェイトさんと同じ現場だから凄く気合いも入ってた。



それなのに・・・・・・アレ? おかしいなぁ。なのにどうして私達、こんな置いてけぼり状態なんだろ。





「本当に・・・・・・本当に腹立たしいよね。私達、あの展開だとすっごく主人公キャラのはずなのに。
普通に私達の活躍が描写されて然るべきじゃないかな? なのに誰かにそれを取られたような感じがするんだ」

「あぁ、キャロ落ち着いてっ!? テーブル壊れちゃうからっ! そんな力入れてテーブルの端を掴んじゃだめだからー!!」










こうしてミッドの夜は更けていく。でも、アレだよね。なんで私達こんな脇役チックなんだろ。

あれかな、やっぱり私達の代わりに主人公キャラしてるのが居るのかな? それもなぎさんやフェイトさん以外で。

よし、誰かは知らないけど絶対に叩き潰す。きっとその人間は後々非常に邪魔になる。





でも誰なんだろう。あむさん達は魔導師でもなんでもないし有り得ないでしょ?

確かに要救助者で例のイクスヴェリアと少し話したとか言ってたけど、それで主人公キャラはありえない。

主人公キャラには、私のような愛らしさと強さとしたたかさが必要なんだもの。





そうなると・・・・・・アルトアイゼンとかかな。あ、それならまだ納得出来るかも。





でもアルトアイゼンはなぎさんと同列だし、そうなると・・・・・・うーん、ほんとに誰なの?




















◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「・・・・・・ややちゃん」



ベランダに座って、お空をぼーっと見ていると・・・・・・後ろから蒼い花柄のパジャマを着たリインちゃんが来た。



「あ、リインちゃん。どうしたの?」

「リインもお星、見たくなったのですよ」

「あははは、そっか」



そのままややの右隣に座って、同じように空を見上げる。それでややの左肩には、ペペちゃん。

やや達はそのまま・・・・・・静かに、空を見上げる。イクスちゃんが見ていた青空は、もう暗い星空になっていた。



「大丈夫、ですか?」

「うん、大丈夫だよ。・・・・・・恭文に甘えて、いっぱい泣かせてもらったしね」



出かける直前だったから、ちょっと迷惑かけちゃったけど・・・・・・恭文、優しく抱きしめてくれた。

いつもよりも優しくしてくれて、だから甘えられて・・・・・・うん、リインちゃんやフェイトさんが好きな理由、よく分かった。



「というかね、リインちゃん」

「はいです?」

「・・・・・・1000年後も、お空・・・・・・綺麗だといいよね」

「ややちゃん、さっきからそればっかり言ってるんでち。まぁ、仕方ないでちよね」



家に帰り着いて、恭文が出かけてからディードさんに手伝ってもらって・・・・・・ちょっとだけネットで見たんだ。

古代ベルカ時代は、本当にお空が見えないような世界だったんだって、そこで改めて知った。



「1000年後・・・・・・ううん、イクスちゃんがまた目を覚ました時に、お空を見上げてがっかりしないように。
ミッドの・・・・・・世界中のお空が綺麗だったら、いいよね。そうしたらきっとイクスちゃん、また笑ってくれる」

「・・・・・・ですね。それに1000年後だったら、きっとイクスの病気も治せるですよ」

「元々そういう風になってたかも知れないのに?」

「それでも治せるですよ。お空を見るのが好きな子がずっと眠りっぱなしなんて、可哀想なのです」

「あ、それもそうだね」



1000年後の・・・・・・ややの孫の孫のそのまた孫の孫の孫・・・・・・あぅ、ワケ分からないよ。

とにかくずーっと先の子が生きている時代の人達が、きっと助けて・・・・・・くれるよね。



「だったら、やっぱり綺麗で居て欲しいな」

「お空がですか?」

「ううん、それだけじゃないよ。・・・・・・イクスちゃんを助けてくれる優しい人達が1000年後にはたくさん居るの。
そんな人達の優しい気持ちで、世界中が今よりもずっと綺麗になっていたら、嬉しいなぁって」

「納得です」



イクスちゃんの事を思い出して、少し目に涙が浮かぶ。

それをややが右手の指で拭おうとした時、やや達の目の前を光が突き抜けた。それは・・・・・・流れ星。



「あ、流れ星」

「ややちゃん、お願い事するで・・・・・・って、消えちゃったでちね」

「うん、残念」



ややが両手を動かそうとした途端にこれだもん。うー、早過ぎだよー。・・・・・・あ、そうだ。



「よし、流れ星さんがもう一回来るまで、今日は起きてようっと。それでお願いするんだー」



イクスちゃんが次に目覚めた時に見る空が、綺麗な空でありますようにって・・・・・・お願いする。

やや、イクスちゃんの病気を治したりとかは出来ないもん。だからこれくらいはね。



「あ、それはいいアイディアですね。ならなら、リインも付き合うのです」

「え、いいの? ・・・・・・でも」

「いいから、付き合わせてくださいです」



ややはリインちゃんの方を見た。リインちゃんは・・・・・・優しく、笑ってくれていた。

ややより少し大人っぽく、温かく笑ってくれていたから、ややも自然と同じように笑っていた。



「リイン達、お友達ですよね?」

「・・・・・・うん、リインちゃん・・・・・・ありがと」

「はいです♪」










ミッドの星や月を見ながら、やや達は流れ星を待つ。空はキラキラしていて、まるで宝石箱みたい。

・・・・・・イクスちゃん。やや、やっぱりお別れは悲しいよ。もっともっと、一緒に遊びたかったんだ。

でも、それでも・・・・・・イクスちゃんはお昼寝しただけだから、『おやすみ』と『またね』でいいんだよね?





だからおやすみ、イクスちゃん。いっぱい、いっぱい楽しい夢を見てね。やや達、また会いに行くから。




















(おしまい)






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