小説
即興で作ったシナリオ
プレイ人数:2〜4人
カルマ:森の中を探索(遊ぶ)/記憶のカケラを手に入れる(手に入れた分×2点)
注意
このシナリオは即興で作ったシナリオをうろ覚えで書き起こした＋付けたしたものなので、ざっくりとしか書いていません。
2パターン作るので使う人が好きなように手を入れて構いません。
尚、即興だったこともあり、戦闘は何も検証していません。ですので、NCは一度このシナリオを使う前に検証することをおすすめします。
1,ここで目覚めた場合
2,迷い込んだ場合
舞台
1,普段ネクロマンサーすら入らない巨大な森の中。ただし、ドール達が目覚めたのはあるネクロマンサーの実験場。ここの蟲や食人植物の強度や凶暴度の実験に使われていた。
2,ドール達はあるネクロマンサーの実験場に迷い込んだ。ここでは他のネクロマンサーに売り飛ばすためのアンデットの実験が行われていた。
オリジナルルール(1のみ)
"ネクロマンサー"か"蟲"の記憶のカケラを持っているドールは無意識に己の隠された任務に従う。敵(手駒)を見れば進んで戦闘を始める。
むしろ戦闘を避ける等の発言が出れば食って掛かる。ただし無意識なので周りはもとより本人もなんで自分がキレたのか不思議そう。
シナリオ
1,ドール達が目覚めたのは朽ちたあばら家の中。周りが見えるぐらい壁はぼろぼろ、天井はない。ドール達はまず互いの顔を確認します(自己紹介など)。
2,きれいな蝶を追いかけてきたなど、少女らしい理由で迷い込んだ。蝶はいつの間にか見えなくなり、森の中でぽつんと立ち止まる。
これ以降はほぼ同じ。
同じところで立ち止まってもしょうがないのでNCから先に進むように促す。行動判定をして花畑を見つけてもいい。そこで対話判定をして記憶のカケラを与えてもいい。"花園"や"花壇"などの花に関するものや"笑顔""少女"を推奨する。
ひとしきり遊んで(全員狂気点を減らして)全員に行動判定をさせる。
成功したドールは風や木の葉の音に混じって悲鳴を聞いた。成功したドールにもう一度行動判定させ、成功すれば悲鳴の方向が分かる。
そのあとその悲鳴の発生源へ向かうと蟲(シデムシ)が人(餌のサヴァント)を食べている。それはこちらを見て「タスケテ…タス…」と助けを求める。が、がぶりと頭を食べられる。
ここで狂気判定。
全員失敗した場合、ドール達の傍を小さな蟲の集団が通る。その集団を目で追うと、突然目の前の木々が薙ぎ倒され、巨大な蟲(シデムシ)が飛び出す。その蟲は口の周りを赤く染め、何かを咀嚼している。
ここで狂気判定。
蟲がこちらに気付き、キシャアアァァと奇声を上げた。口から肉片がこぼれ落ち、それを合図にしたように土の中からグロテスクな色の花弁を持った食人植物(ラフレシア)が現れる。その食人植物は喰いかけのゾンビも地中から引きずり出し、そのゾンビもこちらに襲い掛かってきた。
これより戦闘に入る。
バトルパート
舞台:花園/森の中
カルマ:なし
勝利条件:敵を全て倒す
PC2人
シデムシ×1
ラフレシア×1
ゾンビ×15(3セット)
PC3人
シデムシ×1
ラフレシア×1
ヘビトンボ×1
ゾンビ×15(3セット)
PC4人
シデムシ×1
ラフレシア×1
ヘビトンボ×2
ゾンビ×15(3セット)
NCの心得
シデムシは地獄、ラフレシアAはゾンビ×5と共に煉獄に、ラフレシアBはゾンビ×10と共に奈落に配置。
ヘビトンボはAB共に地獄に配置。
この蟲達はより傷付いているドールを優先的に狙う。この情報はPLに開示する。と言うか開示しないと盾が(いる場合)さっさと解体される。なるべくばらけるようにダメージを受けるか、盾ががんばるかの二択になる。
NCはドール達の様子を見ながらほどほどに弄ぶ必要があるため、ゾンビやラフレシアを使って他のドール(特に奥でチクチク撃ってくる銃使い)を襲い、なんとかダメージをばらけさせる。
戦闘が終わったらパーツの回復をする。
PL2人
基本パーツ:5
強化パーツ:3
PL3人
基本パーツ:6
強化パーツ:3
PL4人
基本パーツ:6
強化パーツ:3
たからものの数だけ狂気点を減らす(たからものから狂気点を減らせるのはこの時だけ)。
以上で戦闘を終わります。
エンドパート
戦闘が終わると、周りで様子を窺っていた小さな蟲達が我先にと解体された肉片を喰らっていく。それをもし気持ち悪いと攻撃した場合、追加で基本パーツを6つ手に入れる。
パーツの回復が終わったら長く留まらないようにNCから警告する。具体的に言えば、血(粘菌)の臭いにつられた蟲が集まってくる、つまり次のセッションは蟲から逃げることになるため。
対話判定をして寵愛点を渡し、これでセッションは終了です。
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