宮川学園
９
「はぁ、わかったよ。気つければいいんだろ？」
咲哉は諦めた様に言った
それを聞いた三人は心底安心そうな顔をした。
（咲哉がキレたら親衛隊どころか…学園自体やばそうだしな）
（はぁ…とりあえず死人は出ないね！これで）
（……咲哉……怒っ、たら……怖い…から）
三人はそう心に思いながら咲哉をみた
やはり、元不良というのもあったせいのか…
かなり焦り気味だった。
四人はしばらくすると教室につき、しばらく時間があまっていたのでいつもの様に話をすることにした
「てか、あいつが教室に来た時、何があったわけ？」
「実はさ……」
陸が今にもため息が出そうな顔で話をしはじめる
…あの教室での出来事を…
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