[前]夜空舞う、銀の蝶
スモーキン・ボム
「なあっ!!?」
「獄寺隼人は、体のいたる所にダイナマイトを隠し持った人間爆撃機だって話だぞ
又の名をスモーキン・ボム 隼人」
リボーンが隼人君について説明している内に、私は死ぬ気丸を飲んだ。
…ゴクン。
ボッ!!
「果てろ」
「うわぁ───っ」
ツナ。今、助けるよ。
私は長棒に炎を送り、ツナに近付いて手を掴んだ。
「行くよ、ツナ」
「ぁ…蝶…?」
私はツナの手をひき、走り出した…
…は、良いが…
…行き止まり。
「終わりだ」
後ろを見れば、隼人君が立っていて。ダイナマイトが宙を浮いていた。
隼人君の表情は私に、ごめん、と言っているような表情だった。
(本当はとても…)
(優しい子…)
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