[前]夜空舞う、銀の蝶
5
ロンシャンの行動に不安感を抱いたクラス。
ロンシャンを抜かせば必然的にツナが学級委員になる。
それを阻止すべく、マングスタは銃を取り出した。
「ああ
あのオッサン何出してんの───!?」
「トマゾファミリーにも秘弾があるって聞いた事あるぞ」
「え?秘弾って!?それってもしかして」
マングスタはロンシャンを自分の方に向かせて、打ち抜いた。
ツナは死ぬ気弾だと騒いだが、出てきたのは…
チ───ッ
もそっ
「もうお先まっ暗コゲ
過去もまっ暗コゲ」
「!?」
「…死ぬ気弾じゃない」
「あれが嘆き弾だな」
「「嘆き弾!?」」
噂によると
撃たれた者は一度死んでから、自分を嘆きながら行き返るらしーんだ
「悲惨すぎだな、その弾」
その後、ロンシャンは自分の嘆きを語り始めて、皆の同情をかって学級委員になった。
「私、あれとやらなきゃダメ?」
「…うん」
「よし、殺るか」
「漢字間違ってない!!?」
(大丈夫だ、合ってる)
(わ────!!!)
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