[前]夜空舞う、銀の蝶 4 クラス中から驚きの声があがる。 …だろうね。 こんなんが彼氏だったら私ストレス溜まりまくりだもの。疲れちゃう。 「ほらテルミ!照れてないでその扉から飛びだしておいで!!」 パァンッ!! 「!!!」 扉を開けて出て来たのは、横綱並の体格の女子だった。 「TELLME!TELUMI!超カワイー!!」 ブチュブチュとテルミに投げキッスを送るロンシャン。 そんな彼の行動に照れたのか、どすんどすんと音を立てて帰って行った。 ロンシャンはクラスメイト曰く、彼女ができたら自慢せずにいられない体質らしい。 てかロンシャン女の趣味悪!!! 隼人君はその行動を知人自慢とし、スゴ腕家庭教師リボーンを紹介した。 ロンシャンは自分にもいると言い出した。 「まさかリボーンみたいなのが…?」 「このバカがそーなのよ」 「え゙!!!この人〜〜〜!?」 ロンシャン談、マングスタは40歳らしい(まぁ見た目で分かるけど)。 (やっぱ変だよ内藤ロンシャン) (なんであっち側の人ってこうみんな変なんだ────!?) (夜蝶組[ウチ]のは変じゃないよ…) [*前へ][次へ#] [戻る] |