[前]夜空舞う、銀の蝶
お手伝い
「ああ…
なんでこんなことに…」
「そりゃ、彼等のせいでしょ」
「…いや、わかってるんだけどさ…」
只今、借金返済中。
借金を作った張本人達は逃走。
変わりにツナと武君と私が借金返済をすることになった。
剛さんは、ネタを見る目がある、とリボーン達を褒めていたが
そんなものがなければ、もう少し借金は少なかっただろう。
ツナは私達に謝ったが、ツナが悪いわけではないし
武君は、うちの手伝いなんだから、とツナに言ってくれた。優しい人である。
そんな時、彼が現れた。
武君に敵意向きだしの隼人君。
隼人君も手伝うと厨房に入ってきた。
隼人君はリボーンに間違いを吹き込まれたらしい。
まあ、でもツナを手伝いにきたと言うのだから
有り難い事である。
………が、
厨房なんて入った事のない坊ちゃんの隼人君に
洗い物は辛かった(てか、普通こんなにならなくね?)。
「どりゃっ」
掛け声と共に
ぴょーんと食器が下へ………
………落ちない。
(蝶が滑り込み)
(掌で受け止めた)
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