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[前]夜空舞う、銀の蝶
5



「オレはアネキに近づけません
10代目、蝶…アネキをこの町から追い出してもらえないでしょうか」

「ええ!?」
「私も!?」



ビアンキさんを追い出す作戦に、ツナはどちらかと言えば乗り気だった。でも、私は…
…乗れない、かな。

まぁ、どうせ失敗するのだから
結局、手伝うけれど。


隼人君の作戦は、またぶっ飛んだ作戦で。
元彼とそっくりな人をビアンキさんに会わせる、と言う作戦だった。

ツナは無理だと思ったみたいだ。だって、そんな都合良く似ている人なんて現われないから。
でも、隼人君の持っていた写真に写っていた人物は…


こんな牛男見たことあるー!!!

「…大人ランボ?」


そう。大人ランボにとても似ていたのです。






そ──っ



カ…チャッ


静かに階段を上がり部屋のドアを開ければ、さっきと同じ場所にランボは寝ていた。


「無理矢理起こすの…?」

「しょうがないよ
ランボおきろ!」


ツナがランボを揺すればランボは目を開けた。

ツナはランボに10年バズーカを使って、10年後のランボを呼ぶよう頼んだが…







(ラ…ランボは)

(10年バズーカなんか撃ったことないぞ!)

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あきゅろす。
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