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短編小説
リク:修学旅行の夜(大スカ)
布団/大便おもらし/着衣おもらし/高校生

修学旅行の夜は、かなりはしゃいでいた。
就寝時間を過ぎても誰も寝ようとせず、いつもと違った雰囲気に酔って、テンションが上がりきっている。

しかし、それも最初のうちだけだ。
一週間も続く修学旅行では、最初の2、3日を過ぎれば、後はさほど興奮することなく眠りにつく。

その部屋は10人部屋となっていて、同じクラスの、比較的仲のいい者で構成されている。
その中の一人に、クラス委員長がいた。

彼は、クラスメイトからも教師からも信頼が篤く、そこそこ真面目ではあるが、堅物ではない。
彼の周りには自然と人が集まることが多く、この修学旅行中も、きちんとクラスをまとめながらも、ハメを外すところではみんなと一緒にバカな事をしたりもしていた。

しかし、そんな彼だからこそ、多大なストレスを感じていたのだろうか。

朝方、クラスメイトの一人が目を覚ましたら、妙な異臭がした。
かすかに漂って来るそれは、どうも糞便の臭いがする。

部屋にトイレはあるが、ドアはきちんと閉まっているようだ。
そんなことを考えながら、臭いの発生源を探しつつ、寝ているクラスメイトを起こして行く。

そして、彼らがたどり着いた先は、クラス委員長だった。
すやすやと眠る表情は、起きている時より少し幼い。

その表情を見ながら、クラスメイトの一人が果敢にもクラス委員長の布団をそっとめくった。
そのとたん、部屋に漂っていた糞便の臭いが強烈になる。

そして彼らは見た。
委員長が穿いているズボンの尻部分がべっとりと大便で汚れ、更には布団にまでしみこんでいることを。

「うわっ」
「くせぇっ」

びっくりした彼らは悲鳴を上げて飛びのき、臭いを外へ出すため窓を開け、次いでドアを開いた。
ドアを開いた先の廊下では数人の生徒がいて、彼らは驚いたようにこちらを見ている。
そんな彼らに向かって、ドアを開けたクラスメイトは現状を訴えた。

「委員長がクソ漏らしてる!」

慌てていた彼は、そう言って部屋から飛び出した。
その言葉を受けた人間が、どんな反応をするかも考えず。

騒ぎで目覚めたのか、委員長がゆっくりと瞼を開けた頃、部屋の中はかなり騒然となっていた。
騒ぎを聞きつけてやって来たほかの部屋の人間で、室内はごった返している。

その中心で、委員長は自分の現状がわからないまま、ぼんやりしていた。
目が覚めたら多くの人に囲まれ、更には、悪臭がしている。

しかし、その元は自分の股間で、下着の中はべったりと大便がこびりついているのだ。

その事実を受け入れがたく、委員長はパニックに陥っていた。
ありえない事態に、思考が追いつかない。

それなのに、更に委員長を追いつめるように腹痛が襲い掛かって、トイレに行くこともままならず、多くの人が見ている中で、盛大にお漏らしをし始めてしまった。

ブリュルルルッ、ブビビッ、ビチビチビチィィツ

ドロドロの下痢便が、汚れた下着を瞬く間に汚して行く。
その場にいた人たちは、凍りついたように委員長を見下ろしていた。

そんな人を掻き分け、ようやく教師が到着した。
しかし、彼らも委員長の様子を見て、ビックリしたように動きを止め、どうしていいのかわからない様子だ。

だが、さすがオトナと言うべきか、部屋にたかっていた生徒を一掃して、室内は担任と保健医だけが残ることになる。

「調子が悪かったのか?」

まだ若い男性の保健医は、気遣うように声をかけてきた。
その声を聞いて、委員長はようやく現実を認識し、声を上げて泣いた。
そんな委員長を慰めるように、担任教師が肩を抱いて、宥めるように背や髪を撫でてくれる。

その間に、保健医が汚れた下肢を綺麗にしてくれたのだが、すでに乾いてしまった大便はなかなか取れずに、そのまま部屋つきの風呂場へと連れて行かれた。

そこで保健医にシャワーをかけられながら、タオルで汚れを落とされる。
その最中、再び便意を催した委員長は、堪えることができずに、またビチビチッと軟便を漏らしてしまった。

「きっと気を使いすぎて神経に来たんだろう。今日はどこにも行かずにゆっくりしていような」

保健医がそう言って委員長を慰め、綺麗になった股間へと、オムツをあてた。
恥ずかしかったが、今までの失敗があったので、委員長は抵抗しない。

その日は、保健医に割り当てられている部屋で、委員長はずっと膝を抱えて、ベッドの上で過ごしていた。
その間、何度かオムツを汚してしまいながら。



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あきゅろす。
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