■苦手なんです
※10年後
※死ネタ
『僕は君がいればそれでいいよ』
あの言葉を信じて、貴方を信じて疑わなかった。
好きとか愛してるとか、そんな甘い言葉は全然言ってくれない貴方だったけど。
それが貴方らしいなって思ったり、実はシャイなのかなって思ったり。
そう信じて疑わなかった。
本当はそんな気持ち、全然なかったのに。
俺はただの暇つぶしだったんですよね。
知ってます、貴方みたいな人が俺なんかを相手にするわけないって。
今ならよく分かるんです。
「一人で舞い上がって、馬鹿みたいだよな…」
「あの人がキスしてくれたり、抱きしめてくれたり、あれは全部暇つぶしだったのに」
「俺は勝手に嬉しくなって泣きそうになって、自己満足に浸ってたんだ」
馬鹿
最低
大好きです
儚い夢でも、見させてくれてありがとうございました。
「やぁ、綱吉」
「さよなら、雲雀さん」
「ごめんなさい、銃は苦手だから何処に当たるか分かりません」
END
雲雀さんがツナのことを暇つぶしだと思ってるっていうのは誤解です。
狂気とかすれ違う両想いとか好きです。
ありがとうござました!
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