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Present Novel
恋色とレイン



そしてもう一つ気付いた
ことがある。






彼は時々目蓋を開けて
瞳を外界にさらす。






しかし彼の瞳は
あの時、私を助けてくれた
時に見せた緑ではない。





漆黒の深い深い
何も真実を見せようとは
しない闇のようなブラック







普通日本人は茶色っぽい
瞳なはずなんだけど、彼は
本当にブラックだ。
カラコンでも入れているのだろうか?



私は横で彼をみながら
そんなことを考える。



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