榊は絡めていた指を離して足を撫で上げると、キャミソールワンピースの裾から下半身へと手を滑らせた。 「あ……、や……」 少しの抵抗を見せる真雪だが、落ち着かせようと榊のキスは益々甘く優しくなってゆく。 唇から離され耳朶を甘噛みすると、その抵抗も弱まり、また榊に身を委ね始める。 「真雪、可愛いですよ。そう……、私に身を任せて、大丈夫。優しくします」 首筋に舌を這わせながら、ワンピースはドンドン捲くられ、スッと背中に手を入れた一瞬に真雪の服を脱がせてしまった。 下着姿になった真雪は弱々しく手で身体を隠そうとするが、榊の手によってそれを阻止される。 膨らみを包むレースのフロントホックを簡単に外し、露になった肌に唇を寄せ愛撫を繰り返せば快い反応を見せ、榊の手も柔らな膨らみに伸びてきた。 「あ、……榊さん、恥かし……」 「残念な事に私は眼鏡を外しています。そんなに良く見えませんから、恥かしがる事なんてありませんよ?」 「榊さんっ、だ……め!」 不安定に足に履いていた白いミュールが落ち、下着が抜き取られたかと思うと足が大きく割り開かれた。 「駄目なんて言わないで、ね?」 「で……も……、あン!……はぁ…ん……あっ!」 塗れそぼる蜜壷にゆっくりと指が差し込まれ、穏やかな動きに合わせて花芽を擦り上げる。 それと同時に紅い突起を舌で嬲られ、じわじわとした快感が真雪を飲み込もうとする。 自分の思いとは裏腹に、真雪の声は益々甲高くなり、恥かしさで一杯の真雪は思わず手で口を押さえてしまう。 「真雪、それは駄目ですよ?ちゃんと……、感じている声を私に聞かせてください」 「ん……んは、う……、んんん――!ふ……ン――ッ!」 外灯が車内にも薄く入り込んでいて、真雪の顔を覗き込む榊の顔を露にする。 いくら見えていないとは言え、感じている表情を見せたくない真雪は羞恥と快楽が入り交ざり、絶える事のない榊からの動きに絶頂に達してしまった。 身体を脱力させる真雪は、荒げる息で口元を押さえた。 「真雪、……私も良いですか?限界です、真雪のそんな姿を見せられたら」 「……え、あ……ああア――ッ!」 狭い車内でベルトを外し、熱くなる自身を取り出すと、榊は真雪の蜜壷へと埋めた。 激しい息遣いが小さな密室に木霊し、真雪の表情を窺いながら榊は思いの丈をぶつける。 |