愛しき殺し屋 小さな密室5
不安定に足に履かれていた白いミュールが足元に落ち、下着を片足から抜かれると大きく割り開いた。 「駄目なんて言わないで、ね?」 「で……も……、あン!……はぁ…ん……あっ!」 塗れそぼる蜜壷にゆっくりと指が差し込まれ、穏やかな動きに合わせて花芽を擦り上げる。 それと同時に紅い突起を舌で嬲られ、じわじわとした快感が真雪を飲み込もうとする。 自分の思いとは裏腹に、真雪の声は益々甲高くなり、恥かしさで一杯の真雪は思わず手で口を押さえてしまう。 「真雪、それは駄目ですよ?ちゃんと……、感じている声を私に聞かせてください」 「ん……んは、う……、んんん――!ふ……ン――ッ!」 外灯が車内にも薄く入り込んでいて、真雪の顔を覗き込む榊の顔を露にする。 いくら見えていないとは言え、感じている表情を見せたくない真雪は羞恥と快楽が入り交ざり、絶える事のない榊からの動きに絶頂に達してしまった。 身体を脱力させる真雪は、荒げる息で口元を押さえた。 「真雪、……私も良いですか?限界です、真雪のそんな姿を見せられたら」 「……え、あ……ああア――ッ!」 狭い車内でベルトを外し、熱くなる自身を取り出すと、榊は真雪の蜜壷へと埋めた。 激しい息遣いが小さな密室に木霊し、真雪の表情を窺いながら榊は思いの丈をぶつける。 [*前へ][次へ#] [戻る] |