まどろみ
その笑顔だけは
「ミュウツー!」
その日溜まりの様な笑顔は、私の安息。
「どうした」
小さなその頭を撫でればえへ、と笑いを溢し私に抱きついた。
「ミュウツー、だぁいすきっ!」
私はその言葉にもう一度頭を撫でてやった。
少女の名は苺。
人間であり、人間ではない。
“人造人間”だった。
苺を造ったもの達が求めたのは兵器。何にも勝る武器だった。
しかし、“人間”を造りあげることはできたもの、“兵器”を造る事には失敗した。
失敗作品はいらないとばかりに造られたばかりの苺は捨てられた。
拾ったのは、私だ。
苺に自分と近いものを感じたから、という事になっている。
苺の生活はのんびりとしたものだった。
コピー達と遊んだり、ミュウツーにじゃれたり、絵を書いたり、寝たり……
招待されたトレーナー達を眺めることも屡々だった。
しかし矢張、ミュウツーといる時間が一番長かった。苺自体ミュウツーが一番好きだったからであろう。
「ねぇミュウツー。」
「どうした」
「苺、ミュウツーが大好きだよ。世界で一番、宇宙で一番大好き。」
そう言って向けられる笑顔は変わらないようにと、小さく思った。
「私もだ」
その笑顔だけは
(えへ、一緒だね)
(……そう、だな)
─────────────────
誰 な ん だ … !
素敵サイト様に触発され書いた。突発だ。喋り方もわかんなかった。だから二言しか話してないんだァァァァ!!(あいたー
ミュウツー大好きだ。映画でぼろ泣きした←
ミュウツー……じゃないよねコレ!ニセツーだよね!
物凄く短いし!マジで誰ですか!!
またかくとおもうよ
鈴
080905
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!