まどろみ 歌日和 「空を翔ぶ白い烏」 「世界は一つに陰るから」 「世界が哀しく嘆くから」 「白い烏は共に嘆いた」 「…どう?」 「上手い、と思うよ。歌詞も凄く素敵だし。」 カイトのその言葉に素直に喜ぶ。純粋に、嬉しかった。歌が上手だといわれるのが。 歌うことが好きだ。 ミク姉さん達にも何時も聴いて貰って、アドバイスもして貰ってる。 「ならなら、カイト兄さんの歌も聴かせて!私、カイト兄さんの歌大好き。」 笑顔で言えば兄さんも笑顔。私は兄弟達の笑顔が大好き。メイコ姉さんは元気にさせてくれるし、ミク姉さんは優しい気持ちにさせてくれる。リン、レンは悪戯を一緒にして、成功した時の達成感みたいな感じ。 そしてこのカイト兄さんは安心させてくれる。 カイト兄さんは少し照れながらも歌ってくれた。 安心できる歌声。 歌い終るのを見計らい、高い兄さんに抱きつく。 驚いてたみたいだけど、背中に手を回してくれた。 やっぱりカイト兄さんは、安心できる。 歌日和 (兄、…さん……) (…苺?……寝ちゃった) (カイト兄さん…って苺!?ズルイ!カイト兄さんズルイぃぃ!) (ミ、ミク落ち着いて…) ─────────────── 突発ボカロ。 ボカロはみんな萌ゆる(やめ ボカロ全員苺ちゃんにベタボレー 苺ちゃんは兄弟皆大好きっ! カイトは安心できる兄さんとしか思われてません。哀れカイト← 鈴 080905 [*前へ][次へ#] [戻る] |