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まどろみ
ペコポン人と遭遇



「…………」

「…………」


ケロン人苺、ペコポン人の方と対峙しております。


………ペコポン人の方は私をじっと眺めています。アンチバリアは勿論つけてません。
クルルさん、どうしたらいいんですか……

「……貴方もケロン人?」

あれ、ケロン人の事をお知りになってます。何故でしょうか。

「ケロン人です」

悪そうな方にも見えませんし、大丈夫でしょう。

「ボケガエルの仲間よね…」

「ボケガエル、ですか……?」

なんなんでしょうか、それは。

「あの……ケロロをご存じなのですか?」

ケロロは私の幼馴染みです。昔はよく遊びました。

「ま、まぁ…」

「一体どういうご関係なのでしょうか?」

「ん、と…ケロロが家に居候してる感じかなぁ…」

そうなのですか。


「なら自己紹介しておきます。苺。この度はケロロ小隊に異動して参りました。以後お見知りおきを。」


手をのばせば、戸惑いながらもしゃがんで握手して頂きました。

「よ、よろしく…」


「あ、突然すまないのですが……良ければ、貴方の家で、ケロロに会わせて頂けないでしょうか?」
飲み物は自動販売機なるもので買いましたし(カレージュースらしいです)、ケロロと少し顔をあわせてからクルルさんのところには行きましょう。


「ケロロー!あんたにお客さんよーっ」

ペコポン人の方は夏美というお名前らしいです。
弟さんもいるそうです。

「ケロロー?……苺ちゃん、ちょっと待っててね」

夏美はそういうと奥に去りました。
夏美と入れ替わりの様に、他のペコポン人の方が私の座っていた部屋に入ってきました。

「あれ、軍曹達の友達?」

知っておられる、ということは……この方が夏美の弟さんでしょうか?言われてみれば、似てる気もしますし……

「あ、はい。付かぬ事をおききしますが、夏美の弟さんでしょうか?」

「あ、うん。僕は冬樹。よろしくね!」

「私は苺と申します。以後お見知りおきを。」

手を伸ばすと、しゃがんで握手して下さいました。ペコポン人の方はお優しいんですね。





ペコポン人と遭遇

(クルルさん、遅れてすいませんっ)

(いいぜ〜)

(にしてもペコポン人はお優しい方が多いですね!)

((やっぱりあったのか…))













───────────
愛しい君へのメッセージの続き。

短いな。

カレージュース美味しかったそうです。
学校嫌だ!








080901

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あきゅろす。
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