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書く ―CHの二次小説を扱っていマス。
デート〜その後のおまけ@(キャラメルポップコーン味)
ミックとランチを食べ終えて、映画館に向かった。


「映画館といえば、ポップコーンとコーラよ」
なんて意気込んで売店に並んでいると


「カオリ。ごめん、カズエからTELが入ったから、先に席に座ってて。とびきりのいい席とっといたからさ。これチケット」

「うん。わかった」
ミックはウインク一つ残して、ケータイ片手にその場を離れた。


さすがウインクが似合う。欧米か…

なんて一人、心でツッコミを入れながらチケット片手にポップコーンとコーラを抱えて中に入った。


劇場内は、今流行りの恋愛映画のせいかほぼ満席状態で、女子とカップルで埋め尽くされていた。


「E、F…G、G…G‐1あった」
キョロキョロしながらチケットの番号を確認して席を見つける。


ミックが言うだけのことがあって、
他の所より座り心地が良さそうなソファーで、スクリーンがよく見える2人掛けの特別席であった。




ーミックって本当マメだわ。あいつとは大違い…


今までこんなデートらしいデートをしたことがない。


ふと周りを見ると、楽しそうに会話する男女、自然に肩を抱きよせみつめ合うカップル達が目に入る。


なんだか突然緊張してきた。


ー私、場違いだったかなあ。ははは


気を紛らすように、コーラを飲んでいると




「あんま飲み過ぎると、トイレ近くなるぞ」




聞き慣れた声の持ち主が私の目の前に立っていた。




「リョウ!?ななな、なんでアンタがいんのよ!?」


「ミックから連絡あって、カズエちゃんから呼び出されたから後はよろしくってさ」
少し眠たそうに言うリョウ。



「そ、そう。それなら一人でも良かったのに。

こんな特等席に一人でのびのび座れるなんてそうそうないし…
リョウだってナンパとか忙しいんじゃない?」



周りのカップル達のせいか、変に意識して早口で自分で何を言ってるか分からなくなった。


ドキドキしてしまう。リョウは普通なのに。



「あほか。いいからとりあえず横、座らせてくんない」
私の隣の席を指差した。


「あえ!?うん」


リョウが隣に座った。


何でだろう。いつも会ってるはずなのに、なんだか違う人みたいに思えてしまう。やっぱりコイツ格好いいのかなあ。

周りから見たらこういうのをデートって言うのかな…



「香ちゃんじっと僕ちゃんのこと見てるけど、まさかリョウちゃんのこと惚れ直しちゃったあ?」
イタズラっぽく笑うリョウ。


「…!?ばっかじゃないの。ミックと見れなくて残念だと思ってたのよ」
舌をだしてあっかんべ。いつもの調子に少しもどれた。


すると辺りが次第に暗くなってきて、映画が始まった。





☆☆☆☆☆☆
後編につづく!!
書けるかなあ…(笑)







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