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無邪気な君とロリコンな僕
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それから、少女はふ〜んと言った後、ブランコの方へ行ってしまったが、僕は安心していた。

今になってみると、なんていたしいことをしてしまったんだと、思わずにはいられないが、その頃の僕は緊張と戸惑いがいっきに押し寄せ、まともに彼女と会話をできる状態ではなかったのである。

あんな小さな少女に恋をするはずがない…

でも、心臓がたかなってしかたない。

そんな思いでいっぱいいっぱいだったからだ。

しかし、内心では少しだけその感情に納得していた。

実はというと、高校に入ってからというもの、僕は小さな女の子に興味を持ち始めた。

しかし、絵に描くという点だけで興味を持ったというだけで、実際に恋をするなんて思ってもいなかったのだが…
 
まぁ、恋をしてしまったのなら仕方がないことだ。
 

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