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Silver Chain





「おい、神楽、その頭、俺の真似してんのかぁ?それとも、俺に対する嫌がらせですか、コノヤローッ!」



「違うアル。昨日、すんごい雷落ちたネ。アレに当たったアル。」


アフロ頭の神楽に突っ込んだはいいが、あの雷…



「おっ、お前ぇ、あの雷が落ちた所に居たのかっ!?」


ソファーに寝転がっていた俺は、跳び起きた。


「そうアル。真選組の沖田も当たったアル。」


「真選組?どういう状況で、雷が降ってきたんだっ!」


神楽の肩を掴み、俺の勢いが更に増した。


「わからないアルヨ。カラクリ倒すのに、必死だったから、気が付いたら、この様アルヨ。
それより、銀ちゃん、痛いネ。」


「あぁ、悪ぃ。」



俺は、神楽から離れ、ソファーに沈み込む様に座った。



「どうしたアルカ?銀ちゃん、最近、様子おかしいヨ。髪の毛のチリチリが、とうとう脳まで移ったアルカ?」


「何言ってんだ、バカヤロー!銀さんは至って普通だよ。
それに、脳がチリチリになったら、シワが増えて俺、天才になっちゃうからねっ!
ある意味、脳のシワがチリチリって、すっげー異人とかに、なっちゃうからねっ!
ってゆーか、テメーの頭もチリチリじゃねぇーかっ!」


やっぱり、お妙を助けたって女は花音か?





「銀時っ!銀時は居るかっ!」



ドタドタと激しい足音が聞こえた。



「んだよ、うっせーなぁ!テメーが、そんな勢いよく入ってくんなんて、珍しいじゃねぇかよ。
ヅラァ。」


「ヅラじゃない。桂だっ!」





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