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Silver Chain





花音の姿を見たのは兄貴達が帰った、翌日だった。



いや、見て当たりめーだ。



なんせ、真選組の屯所の前で張ってたんだから、当然ちゃー当然だ。




俺って、行動早くね?


実は、すっげー律儀だったりする?



いやいや、ホントのトコ、居ても経ってもいらんなくて、早く花音に会いたくなったってーのが、理由だ。




しかも、ヅラのヤローまでが着いてきやがるから、オチオチ顔も出せやしねー。



あいつのことだから、相手が真選組だっつーこと忘れて、花音に飛び付きかねねーしな。





だが…



5年ぶりに見た花音は、面影はあるものの、
すっかりイイ女になっちまってて、
危うく俺が飛び付きそうになっちまった。





それから、何回か接触を試みたが、なんせ必ずヤロー共が一緒なんで、近づく事も出来やしねー。





ヤロー共に気付かれねーよーに、花音と接触出来る方法は何かねーか…





そして、ある日、


俺は、ひらめいた。




「おい、神楽。定春の散歩一緒に行くか?」






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あきゅろす。
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