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小さな頃から(↑で読めない方用)
7




「佑…樹……?」


少しの間口淫を続け、亮のペニスが更に質量を増した所で一旦口を離すと、掠れた声が空気を揺らす。


「……亮は…何もしなくて、いいから。」


そう告げた佑樹の瞳に、困惑とも嫌悪ともつかない表情をした亮の顔が一瞬だけ映るが、敢えてそこから目を逸らすと、肩を掴んで全体重をかけるようにしてその体を押し倒した。


ギシリ……とベッドが軋む音が響く。







「……なぁ、佑樹…やっぱり俺……。」


「言わないで……お願い。」





『こんなのは間違えてると思う。』






そう続けられるであろう言葉を遮った佑樹は素早く視線を動かして、テーブルの上に載せてあったヘアーワックスを手に取った。


「分かってる……だから、言わないで……。」


目を合わせる事も出来ずに放った言葉は情けなくも震えてしまうが、それでも今止めるわけには行かない。


震える指で必死にズボンと下着を下ろしている佑樹の耳に、亮がコクリ……と唾を飲み込む音が聞こえた。




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