真心文庫
退屈しのぎ (ミレニアム&羽月)
ミレニアム「最近は妾の出番が多いな。」
羽月「わっ、私はなぜまた呼ばれたの?」(((;Д;))
まあまあ、本編で出番が少ない分、こっちで多くしてるのですよ^^
あと、羽月さん、泣かないで;
ミレニアム「羽月はまだ人前で話すのが苦手なのか。姉妹揃って愛らしいな。フフフッ。」
羽月「そっ・・・そんな早く慣れませんっ!アイリア助けて・・・」((((TДT)))
あらま;そんな号泣しないで;
人前で話すこと、とりあえず少しずつ慣れてください;
あと、これはアイリアさんの希望ですからね?
羽月「えっ?!そんなぁ・・・」
ミレニアム「妾もちょうど退屈してたことだ。退屈しのぎになるだろうな。」
ということで、あとは任せましたよ。
ミレニアム「作者が消えたな。」
羽月「ひどいっ・・・ひどいですよっ・・・ひっくっ・・・」
ミレニアム「そんな泣いておっても現実は変わらんぞ?」
羽月「いいっ・・・もういいっ・・・慣れればいいのでしょっ・・・」
ミレニアム「そなたは感情豊かだな。そなたもそなたで愛らしい。」
羽月「ところで、ミレニアム。私たちは何を話していればいいの?」
ミレニアム「さあな。妾も退屈しておるところだ。羽月、何かおもしろいものでもないのか?」
羽月「わっ、私におもしろい話なんてありませんっ」
ミレニアム「そうか・・・残念だな。羽月、妾と知恵比べでもするか?」
羽月「知恵比べ?」
ミレニアム「ついでだ。これを見ている者達も挑戦してみよ。」
羽月「私、頭使うのはあまり慣れていないのだけど・・・」
ミレニアム「ヒントなら出す。さあ、始めるぞ。
ムウマージとダークライがいる。
2体はそれぞれ木の実を手に持っている。
さあ、おかしいことはないか?」
羽月「・・・え?え?今のが問題?え、それだけで分かるわけありません!」
ミレニアム「ああ、今のが問題だ。これが解けたら頭はやわらかいほうだな。」
羽月「そんなすぐには解けないわ。ヒント・・・」
ミレニアム「ヒントか・・・。良かろう。1つだけ。ダークライにあり、ムウマージにないものだ。」
羽月「それってポケモンに限ったこと?」
ミレニアム「もっと簡単に言ってやろう。人間にもあるが、ムウマージにはないものだ。」
羽月「もうちょっと簡単に・・・」
ミレニアム「はぁ・・・。仕方ない。妾の問題をもっとよく見てみよ。ムウマージにないものがそこに存在する。」
羽月「ムウマージにないもの・・・?うぅ・・・・ああっ!分かった!」
ミレニアム「答えを言うな。これを見ている者たちよ。謎は解けたか?解けたなら作者に訊いてみよ。
きっと頭に来る解答だろうからな。」
羽月「これって問題というより、なぞなぞね。」
ミレニアム「妾はまだ退屈だ。さて、もう1つ出そう。」
羽月「まだやるの?」
ミレニアム「退屈だからな。さあ、2つ目の謎だ。
真冬の季節、ある人間が何の荷物も持たずに吹雪の中遭難した。
だが、その人間は3日も経ったというのに生きて帰ってきた。
さて、なぜでしょう?フフフッ。」
羽月「えっと・・・えっと・・・火が点くものがあったから?」
ミレニアム「人間は何も持たずにいた。」
羽月「じゃあ、炎タイプのポケモンがいたから!」
ミレニアム「言っているであろう?人間は何も持たずにいたのだ。何も持たず、自分で自分を温める術はない。」
羽月「うぅ・・・・・ミレニアム、ヒント・・・」
ミレニアム「人間と言うのはどうやって生きていく生き物だ?」
羽月「それも問題?2つも考えるなんて出来ないわよ・・・」
ミレニアム「妾が出したのはヒントだ。人間というのはどうやって生きていくのだ?」
羽月「えっと・・・・寝たり、食べたり、動いたり、息したり・・・色々やって生きていると思うのだけど・・・」
ミレニアム「人間というのは脆弱な生き物。己だけでは何も出来ない者たちだ。それを補うため人間は己だけでいることは少ない。」
羽月「もっと分からないのだけど・・・」
ミレニアム「最大のヒントをやろうぞ。」
羽月「最大の?」
ミレニアム「これを聞いたらもうその後の問いに妾は答えん。どんなにせがまれようと何も教えんからな。
最大のヒント・・・それは・・・
数だ。」
羽月「もっと意味が分からない・・・」
ミレニアム「さあ、解けたか?これは頭がやわらかくなければ解くのは難しいだろうな。
さて、妾の退屈も少しはマシになった。妾はもう行くぞ。ではな。」
羽月「ああ、ミレニアム!まだ行かないで!私を1人にしないで・・・・!」
2人は去った。
ーーーー
今回は謎解きを少々w
解けましたか?
では、解答です↓
Q.
ムウマージとダークライがいる。
2体はそれぞれ木の実を「手に」持っている。
A.
ダークライには手がありますが、ムウマージには手がありません。
人間には手がありますよね。
Q.
真冬の季節、ある人間が何の荷物も持たずに吹雪の中遭難した。
だが、その人間は3日も経ったというのに生きて帰ってきた。
A.
この「人間」は1人ではありませんでした。
数人いて温めあっていれば、遭難しても凍死はしませんね。
2つ目の謎でヒントとして出された「人間はどうやって生きていく?」というのがありましたね。
人間は1人じゃ生きられませんよね。
ミレニアムさんはあえて「人間」と言う言葉を使いました。
「1人」なんて一言も言ってませんよ。
お楽しみいただけましたか?
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