アニメ沿い鬼道寄り夢小説
13
目「やだっ!もうこんなの嫌だぁっ!!」
そう言ってグラウンドから逃げ出した目金。
ベンチには壁山がいたが、入ることを忘れているようだ。
もうダメかもしれない、そんな空気が雷門中を包んだ。
鬼「無様だな。」
「無理だ。」
「お前らには、俺達から1点を取ることすらな。」
高笑いする帝国。
名無しは悔しそうに顔を歪めた。
いや、雷門サッカー部の目金を除く全員もそうだった。
そしてなんとか立とうとする名無し。
『うぅ・・。』
風「ダメだ名無し!お前の右足はもう・・!」
『で、も・・・。』
名無しの右足は赤く腫れあがり、見ていて痛々しかった。
彼女も立ち上がることを諦めようとしたその時、
守「まだだ!」
そう言って立ち上がろうとする守。
守「まだ終わってない・・!まだ、終わってねぇぞ!!」
『守・・・!』
誰もが驚愕し、雷門は希望の光を見た気がした。
諦めかけていた名無しも守の言葉に勇気づけられた。
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