偉大なアイツ
「ねぇ、シカマル〜。
これあげるvv」
「あ‥??
なに?」
土曜の放課後。
帰りの教室で、
ズイッと目の前に押し付けられた物。
それを無理矢理手の中に入れてきた。
つか、手握ってるし//
「うふふ。
プレゼントだよ〜☆
じゃあね♪」
「お‥おい!
これ‥!」
声をあげるがそれも虚しく、
ひらひらと左右に揺れた手がフェードアウト。
‥人の話聞けよ!
「何だ‥?」
手を開くと可愛いキャラクター付きのストラップ。
お菓子のオマケのヤツか。鳥のヤツ。
なんだっけ?
なんたらちゃんとかいう(←適当w)。
あー‥。
つか、アイツこーゆーの好きそーだよな。
なんかコロコロして、可愛い系の。
しっかし‥
名前は女だから良いけどよ、
男がこんなんつけられっかよ‥?
手からチャラッと垂れたストラップを見る。
「んでも、
なんで俺にくれたんだ‥?」
おそろいとか‥??
「‥‥‥」
.
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