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散雪華〜貴方と共に〜
自分の中の決意

……ここは、新選組の屯所
本当に私、幕末に来ちゃったんだな。


それなら、新選組の皆さんが私を置いてくれるとは思えない。
男所帯だからね。

それに、どうやって来たのか、どうやって元の時代に戻るのかも分からないような奴、ただ怪しいだけだもの。


「でも、この格好だと目立ちすぎるから。衣服だけは頂いておきたいな…」

これは本音。

本当はここにいたいって言う気持ちもある。
だけど、甘えちゃだめよね。

壬生浪士組にはやらなきゃならない仕事も多いから。それなのに、私みたいな奴を屯所に置いておくなんてきっと迷惑になってしまうもの。

明日、皆さんにちゃんと話して、お礼を言って、ここを出よう……。


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