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古き記憶の再生
平凡な日常…3
結局、私はあんまり弁当を食べれなかった
おかげでこっちは授業に集中が出来ない



優紀「……(授業の内容が入って来ない、全然)」



先生が何言ってるか全然分かんない
そう言えば……高校ってこんなに早く授業開始するっけ
………あぁ、そうだった。ここ普通の高校じゃないや
風紀委員長の雲雀恭弥が秩序だったよ…



優紀「(もうやだ、今日災難な事しか起きてないよ)」



因みに私は、勉強と学活を間違えていた。
その事には後から気づき、穴があったら入りたい気分になった










放課後になり、柚木と一緒に帰る
……………つもりだった



優紀「なんでアンタらまでついて来るわけ?」


ツナ「イイじゃん、帰る方向一緒なんだから」


柚木「俺が誘ったんだ、優紀」


優紀「………誰かに脅された?例えば…………そこで寛いでるガキとかに」



ビシッと、効果音が付きそうな位に
山本武の肩に乗ってる黒ずくめの赤ん坊を指さした



リボーン「何の事か知らねぇぞ、俺は」


優紀「柚木を脅したな!?」


柚木「いや、脅されてねぇから安心しろよ?」


優紀「青い顔で言われても説得力ない、皆無。」



あーなんで主要人物達と関わりを持ってしまったのだろう
関わるとろくな事が起きない、ましてやボンゴレ自体に関われば
狙われるのだ、ボンゴレの敵対ファミリーに。
それが嫌で、そんでもって面倒臭い



獄寺「それにしてもその話本当なのか?胡散臭い話だな…」


優紀「君の意見ってホントに正論を述べてるから感動するよ、獄寺隼人」


ツナ「今思うけどさ、なんで俺らだけはフルネームな訳?」


優紀「…………………………………呼びやすいから?」


ツナ「質問してんのこっちなんだけど」


優紀「これで固定されたから。それが理由」


柚木「固定って……」


優紀「前の世界では、あだ名で呼んでたけど。
今となれば、こっちで慣れた」


ツナ「因みに俺らその世界でなんて呼ばれてた訳?」


優紀「沢田綱吉はツナ、ツっ君だったかな。それで獄寺隼人はごっきゅんとか……何処から来たか分からないあだ名、で山本武はやまもっちゃんともっちゃん、やまもっさんだったかな。
それで、雲雀恭弥はヒバさんとか恭さん、何処ぞの果実と張り合うかのように付けられた(?)黒ミカン、笹川了平は笹川兄とか芝生とか……とにかく獄寺隼人が呼んでたあだ名が定着。
それで一番あだ名が多いのが六道骸だよ、パイナップルとか南国果実とか、変態南国果実……ムックーとか。あと、私が呼んでたあだ名は中二果実」


ツナ/獄寺「「ぶふぉっwww」」


優紀「何故笑う……」



私おかしな事言った?
意味が分からない……



リボーン「お前十代目ファミリーについてにも知ってんだな」


優紀「まあね、ヴァリアーについてもボンゴレについて、キャバッローネの事も知ってる。シモンの事もT世ファミリー、中学に沢田綱吉達が関わった出来事についても知ってる。あと7³(トゥリニセッテ)についてもだよ。もちろんリボーン、君達アルコバレーノの呪いについてもだ。私が知ってる限りは君はもう呪いが解けてるはずだよね?虹の代理戦争の時に」


リボーン「ここまで来ると不気味だな」


優紀「アンタが質問したんだろ……で、一応リボーン愛読者だから聞きたい事があるんだよね。沢田綱吉に」


ツナ「な、なにっ…くくっ……」


優紀「君、笹川京子と付き合ってるの?」



ピキッ



あれ、なんかここ周辺だけ温度が下がった様な気がしたんだけど……



ツナ「…………俺が、あの腹黒と?付き合う訳ないだろ」


優紀「うん、なんとなく分かったからハイパーモードを解こうか。そして、零地点突破初代エディションをする準備をやめようか、寒い。はっきり言って」


山本「笹川の話はツナの前では禁止なのな、優紀」


優紀「言うの遅いから。やっぱりか……」


獄寺「やっぱり?」


優紀「私の知っている結末は、沢田綱吉がリボーンの手によって笹川京子にもう一度告り、OKを貰い物語終了だった気がするんだけど……沢田綱吉が黒けりゃ、笹川京子も黒いだろうという私の推測は正しかった様だね。じゃあ………」



クロームもあり得るってことか?
でも、もしここがパラレルワールドの類なら有り得る話…
で、六道骸は変態に成り下がっている可能性大、という訳か。



リボーン「んで、オメェらファミリーに入らねぇか?」


優紀「だから却下っつってんじゃん、しつこいよ」


柚木「俺も優紀と同意見だ。」


リボーン「そうか……チッ」


優紀「今舌打ちした?すっごく大きな舌打ちしたよね?」


ツナ「ホントに入らないの?いいの?損するよ?」


優紀「どんな損すんだよ!!しかもアンタまでリボーンの味方か!!!!」


ツナ「俺もちょっと気が変わったんだよね。」



黒い笑みを浮かべる沢田綱吉はやっぱり黒ツナで
横暴な所とか俺様な所はやはり、ハイパーツナを腹黒くした代物であった

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あきゅろす。
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