[携帯モード] [URL送信]

古き記憶の再生
平凡な日常…4
漸く、家に着いた
ついでに食材を買った、今日はそうだな……



優紀「ツナフレークを使ったカルボナーラにしよう」


ツナ「それ俺に対してのイジメか何か?


優紀「君マグロが自分と同類って認めてたの?」


ツナ「何?やられたいの?」


優紀「寒気がするのでやめておきます」


ツナ「なんだ、優しくするつもりだったんだけど」


優紀「リボーン!!お前の教育指導どうなってんの!?
セクハラ発言しかしてないんだけどこの人!!」


リボーン「俺じゃねぇぞ、それ教えたの」


優紀「じゃあ誰だよ……」


ツナ「保体担当のかてきょー」


優紀「それ聞いただけで誰か分かったから言わなくていいよ、って………あれ」


柚木「どうした、優紀」


優紀「…………ひとが、たおれてる……」


柚木「え」



あれ、あの倒れてる人見た事あるぞ?
ヴァリアー編と未来編で見た事あるぞ?!
お願いだから、私の予想を外しておくれ…。



リボーン「バジルだな」


優紀「その名を呼ぶなぁあああ!!!!」



私って、こんなに運が悪かったのでしょうか?









バジル「いやぁ、助かりました。ありがとうございます、藤崎殿。」


優紀「いや、うん………(私達の夕餉が門外顧問所属の子に全部食べられたのに凄く悲しいんですけど)」


ツナ「言い方が古いぞ」


優紀「煩い……」



また買わなくては……
食材を……



リボーン「で、バジル。なんで優紀達の家で倒れてたんだ?」


バジル「あ、それには訳がありまして。実は、親方様からお使いを頼まれたのです」


優紀「お使い……ね…」



嫌な予感しかしないつか、私の直感が警報をなり続けてて怖い
あと、なんか……



優紀「(懐かしい物を見てる様な、そんな気分に駆り出されている。そんな気がする)」


バジル「これです」



ドクンッ!!



優紀/柚木「「っ…!!」」



何、今の……
この箱の中に……私達を呼ぶ様に、心臓が跳ねた
煩い……心臓の音が……爆発しそうな……



ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…



血が沸騰する様に……熱い…
身体が、火照る……



ツナ「これは?」


リボーン「まさか……目ぇ覚めたのか?」


バジル「はい親方様によれば、一ヶ月前にこの箱を覆っていた氷が溶けたそうで……」



知っている……
私達は……この箱の中身を……



ツナ「氷が、覆っていた…?」


バジル「はい、この箱に覆っていた氷は何をしても溶けなかったんです。ボンゴレT世がかけた零地点突破かと思い、随分前にボンゴレリングを使って溶かそうと思い、実行はしたのですが……」


獄寺「何か問題でも出来たのか?」


バジル「……溶けなかったんです。ボンゴレリングの力でも」


ツナ/獄寺「「!!」」


バジル「それで何年か前に罪≠ニ一緒に保管されて、今まで表に出さなかったそうです。
そして8年の月日が流れ、一ヶ月前に突如溶け出したんです。」



一ヶ月前……私達がまた知らない記憶を見た時期だ……
その記憶の所持者は凄く昔の人で、沢田綱吉と同じ顔をした
人物が、私達に向かって……いや、記憶の持ち主に向かって手を差し伸べた記憶……それが色濃く覚えているのだ



バジル「中身を確認すると……」


リボーン「初代の時代にしか存在しなかったリングがあったんだな?」


バジル「はい」


ツナ「初代の時代にしか存在しなかったリング?なにそれ…」


リボーン「初代の時代には、六人の守護者以外にあと二人……守護者が居たんだ。」


ツナ「!?」


獄寺「リボーンさん、それホントっすか!?」


リボーン「ああ、その守護者は「「夜空と、雪……」」!!」


ツナ「なんで……優紀と柚木が…知ってる訳?
何?お前らがいた世界にもあったの?」


優紀「ある訳ない……ボンゴレの守護者は大空を含め七つだ……復讐者(ヴィンディチェ)の管理者、バミューダ・フォン・ヴェッケンシュタインの作り出した第八の属性は例外だけど……夜空と雪という属性なんてなかった……!!
柚木は私から聞いただけでそんなに詳しくは知らない…」



雪の守護者に関しては、一度ゲームでオリジナルストーリーとして出ているが、その雪の守護者は違う……
元々実在しないんだ……
有り得る事と言えば、夢小説で有り得るトリップ特典だ
その原作で出てこない……実在しない守護者をメインにする
夢小説がある、それが有り得るのなら……こんなこと出来るヤツは私が知ってる中で限られてる。

[*前へ][次へ#]

4/6ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!