古き記憶の再生
平凡な日常…2
お腹がすいたので、教室に柚木と一緒に帰れば
嫉妬のこもったするどーい視線を浴びる…………私だけ
痛いのでちゃっちゃと、席に行きお弁当を食べたいのだが……
優紀「(目の前にいる女子5人は一体なんなのだろうか…)」
女子1「ねぇ、藤崎さん。ちょっと話があるんだけど……いいかしら?」
はいきた呼び出しー
ふざけんなこの野郎、弁当食わせやがれ
私今凄くイラついてるから何言い出すか分からないよ?
優紀「…………いいよ」
もうこの際だ
早く話終わらせて、ちゃっちゃと終わらせよう
そんでもってもう関わらないようにしよう。うん
女子3「それじゃあ行こ行こ」
女子3に背中を押され
柚木の横を通る
その時、柚木は心配した顔でこちらを見たので
口パクで大丈夫≠ニ言っといた
ホント、女の嫉妬って怖いよねー
呼び出しのお約束な場所、校舎裏だ
そこで私は、ちょっと脅されてます。
内容は、柚木の双子だからって私達から奪わないで、と
ツナ君の事はあなたより私達の方が良く知ってるの、だからもう近付かないでって事
あの、なんで沢田綱吉も入っているのでしょう。意味が分かりません
優紀「(この際だ、もうやってしまえ)…………あのさ、言い掛かりはやめてよ。私が双子の兄である柚木に頼って何が悪いの?頼って当然何じゃないの?
しかもなんで沢田さんも入ってくる訳?意味分かんないんですけど、とんだ言い掛かりだ。それと、私は自分のせいで人が巻き込まれるのが嫌いなんだ。もし関係ない人、ましてや柚木に何かしてみろ?二度と外に出れない姿にしてやるよ」
ちょっと殺気のこもった声で言えば
女子たちは震え、何も言えなかった
だったら、ンなこと言うなよ……。
優紀「じゃ、私は教室に戻るから」
そう言い残し、やっとお弁当にあり付けられる
そして、私はその場面を誰かに見られている事に気づかなかった
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