(´Д`)ノ小説
ハイキュー黒尾夢
「なぁ、」
私はバレーをやめた。
「バレー、またやらねぇ?」
でも、あたしの゛運命゛とやらはバレーをやめさせてはくれなかった。
「クロ先輩、今日、先生出張なので、クロ先輩がメニュー決めて練習しろ、との事です。」
「わかった。どうしょーかな…名前はなにやりたい?」
「あたしがやるわけじゃないんですけど…普通にパス練して、サーブ10分、サーブカット、スパイクは今日はやめて、チーム練。…いや3対3とかどうです?」
「わかった。今日はそうしよう。」
クロ先輩は私を拾ってくれた。怪我して、バレー生活を諦めた私を。
「名前…。今日暑いから…先生もいないし…」
「研磨先輩!了解です!アイシングですね」
研磨先輩は私と比べものにならないぐらい頭の回転がはやくていつも助かってる。
「研磨、名前も円陣するぞ…今日も、脳が正常に働くように動きまわれ!!音駒ファイッ
」
「「「「「オーっ!!」」」」
「いつも思うんですけど、私円陣しちゃっていいんですか?」
はぁ、とため息をつくクロ先輩。
「確かに名前はさ、バレーはもうできねぇよ、男バレに女子はプレイヤーとして入れねぇからな。」
そんなの当たり前だ。
なにがいいたいの?
「でもな、試合で戦うのはスタメンだけじゃねぇのよ、マネでもベンチのやつらも一緒に戦ってる。お前は俺たちのエネルギーなんだよ」
どんな、少女漫画の口説き文句より、私はこの言葉にきゅんとした。
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