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3:【酒は20歳から】
『アッハッハッハ!!弱い弱い!俺ァまだまだいけるぜ!!』
「ひずに強ェな〜!!」
「うっ、俺はもう限界だ・・・」
「よし今度は俺と勝負だ!!!」
『オラオラこいや〜!!』


と、まァお分かりのようにひずにハッスルしてます。

白ひげに仲間になることを認められ、只今ひずにの歓迎会ってことで宴会。

まァ歓迎よりも酒が飲めるのが嬉しい奴もいるのだが。


「お前飲みすぎだよぃ;」
『フッ・・・まだまだだねマルコ』
「何か腹立つよぃ」


酒ですっかり仲良くなった(?)マルコと


「いや、まだまだじゃないですか隊長達。俺だって全然いけます」
「そういやお前も底なしだったな」
「ひずにといい勝負するんじゃないか?キフリ」


キフリだ。1番隊所属で白髪に緑のメッシュが所々交じっている。ひずにと同じ年だ。


『いい勝負?ならやってみようではないかキフリ君』
「望むところだ。負けたら罰ゲームだ」
『罰ゲームぅ?何すんの』
「そうだな・・・俺が勝ったらひずにの胸揉ませろ。デカくしてやるよ」
『何言ってんだ変態テメェ!貧乳のどこが悪いんじゃコルァ!!』


そして変態であった。

ひずにとキフリが飲みくらべをするということで見物人が集まってくる。


「キフリ!俺達の仇をとってくれ!」
「ひずにを負かせてくれ!」
「キフリ!お前の方に賭けたからよ!頑張ってくれよ!!」
『ちょ、僕への応援ないぃぃぃ・・・』


キフリへの応援が多い上に勝手に賭けまでしはじめたようだ。

キフリとひずにの前にズラッと様々な酒が並べられる。どれもそれなりに度数が高い。

一人が開始の合図をだして始まった。

飲みくらべはどっちかが倒れるまで続く。


* * *


『うぷっ・・・そ、そろそろ諦めたらいいんじゃないかな?キフリ君』
「なに、言ってんだよ。お前こそあき、うぇっ、諦めて俺に胸揉ませろ」
『ハッ、ふざけんな変態・・・うっ』


二人は周りのクルーが飽きてもう眠ってしまってもまだ続けていた。どちらも負けず嫌いなのだ。

酒のせいで二人のはハラはパンパンに膨れていた。もう吐くんじゃないの?


「うぐ、お、まえは俺に勝ったら、何、をする気だったん、だ?」
『んァ?僕ァ、勝った、らお前のそのパンパン、に膨れたは、らを蹴ってやるつもりだ』
「うわっ、質悪ィ」
『変態よりマシだろ。う』
「・・・・・・なァ、っぷ、もう止めねェか?どっちにも、メリットなん、かありゃ、しねェし」
『・・・・・・そうだな、てゆーか、こりゃ勝っても、負けても地獄だ、な・・・』

「『うげぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・』」


二人していそいで立ち上がって海に盛大に吐いた。

吐けるだけ吐いた後、二人は気絶するように崩れて眠った。


「たくっ・・・飲みすぎだぞ二人とも」


そう言ってエースは二人に布団を掛けた。

・・・・・・アレ?エース今まで何してたの?


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