Vinca major 【西浦】
2
「なあなあ!部活何入るの?」
当然のように私は悠一郎の後ろに乗る。
「うーん、悠一郎いるからって
野球部も、ねー。」
いや、まあ本当は1番応援したいんだけどね。
「えー、いーじゃん。入れよ」
そう言われたら、入ろうとは思うけど。
「んー、どしよかっね。」
なんて、言ってみる。
「考えとく!」
「ちぇー、ケチ。」
そう言いつつも悠一郎のこぐスピードは早い。
さすが四番張ってただけある。
「はいはい!」
今日は悠一郎について行って野球部に行こうかな。
小さい頃から応援してきたし。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!