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『……いつも声かけてくれるよね…ありがとう…』
毎日、一日一回は必ず
どんなに小さな言葉でも…
日番谷くんは私のために
言葉を選んでくれる…
それが日番谷くんなりの
優しさなんだよね?
いつもありがとう……
冬獅郎「……別に…」
ほら、日番谷くんはわかってないんだよね…
日番谷くんからもらえる言葉はそれなりに気持ちを楽にしてくれるんだよ?
『私の背中に翼があって…せめてさ……
夢のなかで自由に飛べたらな…』
あの手をのばしても届きもしない空……
雲の上を越えれば、
お父さんとお母さんに会えるのかな…?
私とお父さん、お母さんを挟む…
そんな綺麗な空はいらないよ……
遠すぎるよ…
もっと近くにいてよ…
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