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『……。すいませんでした…。』
彼女…
春日井成美は半年前に大好きだった両親をなくした…
最近の事だからか…
成美の傷は今だにふさがらない…
俺からみると
まわりにいる人間を拒絶して…
自ら独りになろうとしているようだった…
そんな成美から俺は目を離せないでいる…
冬獅郎「春日井…」
成美とは呼ばない…
俺が成美だなんて言えば彼女はどんな反応するか…
『日番谷くん…また私失敗しちゃったよ…アハハ』
無理して笑う成美の顔なんか、
はっきりいって見てらんねぇ…
冬獅郎「……失敗しないほうが不思議だ……」
『……そっか…』
また言葉を間違えたか…
わらっていた成美から笑顔が消えていた…
冬獅郎「………。」
俺は成美に何を伝えれば…
成美は以前のように心から笑ってくれるのだろうか…?
俺には
わかんねぇよ…
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