イゾウ夢小説
塩いります?
「……それ水なのか?」
「……水です」
「……でもさ、そんなデカイ水の玉どうやって飲むんだ…?」
あ……
「……小さくして口に運びます」
「んじゃくれ!」
「あ……!おぃ!海の水のままだったらどうするんだよぃ!」
「大丈夫だって!」
ーーーーーごくっ
「……水だ!」
「……俺にももらえるかよぃ?」
「あ、はい!」
ーーーゴクッ
「……水だよぃ…それは、塩の塊って言ってたな」
「はい……いります??」
「……サッチにやるか…」
「(さすがに塩だけ……てのはねぇ)」
「…ケイ、いったん食堂に戻るよぃ」
「?はーい!」
「あ、ケイってそれしたりすると疲れたりするのか!?」
「?いいえ、これくらいは全然…」
「……すまねぇが、さっきと同じことをオヤジとサッチの前でしてもらいてぇから二つほど同じように海から水あげて来てくれるかよぃ??」
「はい!」
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