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impatient
効果音(適当解説編)

▽こちらは「効果音」の解説編です。
 先に前ページをお読み下さい。















ごーっごーっ(掃除機)

ごーっ…(が終わった。)


「ふう、掃除機終わり。次は…。」


かちゃっ(扉が開き)

とことこ(陽高様登場。)


「あ、陽高様。ごめんなさい、まだお部屋の掃除終わってないんです。」

「……。」


ぐいっ(腕を引っ張り、)
ぎゅっ(抱きしめたら、)

どきんっ(紗奈ときめき。)


「あの…?……っ!」


さわさわ(ベッドを触る陽高様。)


「駄目です!今、掃除(してたから埃っぽいかも)…っ」


どさっ(陽高様が布団をベッドから引きずり下ろした。)


「えっ…(何をしようとしてるんですか)?ぁあっ…(まさか…)!」


すっ(布団を持ってベランダの方へ。)


「やめて下さい……だめです…(陽高様がそんなことしちゃ)だめぇ…」


かたん(窓を開け、)

ずっ(布団を手摺りに掛け、)
ぱんぱんぱんぱん(軽く叩く。)


「あっあっ…(本当に布団干しちゃった…)!陽高様…そんな…っ(私がやりますから陽高様は大人しくしてて下さい!)


こんこん(ノックノック。)
かちゃ(亜希さん登場。)


「紗奈ちゃん掃除終わったぁ?……って(陽高様は)何やってるの!?」

「亜希さん…!これは違うんです。(陽高様に自分の仕事押し付けた訳じゃないんです!)あの、その…っ」

「わかった。メイド長には(サボってたって)言わないから大丈夫。…陽高様、今後はあまりこういった事は…その…控えていただけますか?紗奈ちゃんには紗奈ちゃんの仕事が決まっていますので…他のメイド達の手前、(仕事を手伝うなど、)あまり特別扱いは…。」

「何故(自分の布団を自分で干したら悪いん)だ。俺が何をしようと勝手だろう。それに紗奈は俺の婚約者だ。他のメイドと扱いが違って当然。理解したなら去れ。」

「…失言でした。申し訳ありません。失礼します。」


かちゃ(亜希さん退場。)
ぱたん(空しく扉が閉まる。)

しーん……(沈黙。)


「あの…」

「確かに使用人達全員に公表した訳ではない。わざわざ言う必要はないと思っていたが、混乱を避けるためには明言するべきなのか。紗奈はどう思う?」

「私は…どちらでも構いません。陽高様の考えに従います。」

「そうか。やはり、態度で示せばいい、だな。」

「…きゃっ!」


とさっ(ベッドに押し倒した。)


「今後、玄関での見送り及び出迎えの際にはキスをする事。いいな。」

「え、それは…っん…」


ちゅ…ぴちゃ…(破廉恥)


「俺に従うんだろう?」

「…はい……。」


かーっ(紗奈恥じる)

くすっ(陽高様微笑)


「恥ずかしがる顔も可愛いよ。他人に見せるのは勿体ないが仕方ないな。」


ぺろっ(どこを舐めたかは秘密。)

ぴくっ(けど反応しちゃう。)


「ん…。」

「可愛いな。最後までするつもりはなかったが…紗奈、欲しいのか?」

「そんなこと…」


くちゅ(何の音かはご想像にお任せ。)


「そんなことある…だろう?」


かーっ(照)

ぐすっ(涙)


「陽高様…意地悪。」

「紗奈にだけだ。おいで。」



むぎゅーっ(強く抱きしめる。)


「愛してる。」

「私も…です。」


どきどき(結局、)

いちゃいちゃ(二人は、)

あまあま(いつも、)

らぶらぶ(幸せなのであった。)


---Fin(めでたしめでたし。)

2009/08/17


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