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impatient

紗奈はきょとんとした顔で、俺の行動を眺めている。


「続きはしないのか?」

「し、します。」


促せば、紗奈は俺の足を跨ぎ、中央で猛り始めた物に手を添える。


「それでは俺が紗奈に触れられないだろう?」

「え?えっと…。」

「反対を向け。」

「反対…ですか?」


恐らく意味のわかっていない紗奈は、このまま放っておけば腹に乗るだろうと予想し、その前に一言加える事にした。


「俺の顔を跨げと言っているんだ。」


ぽかんと開いたままの口を閉じられない様子の紗奈。

漸く脳内で整理ができたらしく、意味に気付いた途端、顔を真っ赤にして狼狽えた。


「………えええ!?そんなこと…っ」

「できるだろう?」

「や…いやです。無理です…。」

「無理じゃない。公平な条件のはずだ。」


今にも泣き出しそうな紗奈の頭を撫でながら言い聞かせる。

基本的に紗奈が嫌と言う事は無理矢理させないが、今の"嫌"は紗奈の本心ではない。

その証拠に。


「目、つぶっててください。」

「無理にしなくてもいいんだぞ?」

「…恥ずかしいですけど、無理じゃありません。」


紗奈を突き動かす物は、色欲か好奇心か、はたまた俺への奉仕心か。

紗奈は本当に恥ずかしそうにしながら、怖ず怖ずと俺が望む体勢をとった。


「すごいな。せっかくの下着をもうこんなに濡らしてしまって。」

「やっ!見ちゃダメですっ!」

「わかったわかった。」


いつもより過剰に反応する紗奈は素早く上から降り、俺が目を瞑る様を見届けてから先程の体勢に戻ったのを、ベッドの軋みで感じた。

自身が温かい粘着質に包まれ、俺も紗奈への愛撫を開始する。


「ここか?」

「んんっ。」


紗奈の中心部を縦になぞると、紗奈は腰を振って身もだえた。


「見えなくても、紗奈がこんなに濡れている事はわかる。まだ触ってもいないのに、いつからこんなに濡らしていたんだ。」

「んっふっ…」

「俺のを舐めて感じていたのか?」

「んっ…は、そんなこと…。」

「それならいつ?耳を攻めた時か?」

「…っごめんなさい。陽高様、の…を、舐めて………感じてました。」


紗奈は告白しながらも、声に鳴咽が混じり始める。


「そうか。紗奈は本当に可愛いな。」

「ひゃんっ!」


舌で秘部を舐め上げると、紗奈は嬌声を上げつつも、負けじと俺自身を頬張った。

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あきゅろす。
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