Non Stop部屋
1*
※大学生佐助と小学生政宗。ある意味犯罪内容です。













今日はハロウィン。







(……誰か来るかなぁ〜?)



自分で焼いたクッキーを摘まんだ男は猿飛佐助。



大学2年生。アパートに一人暮らし。



最近では日本でもこの祭は一般化してきていて、近所の小学生達も盛り上がっていた。





(ガキんちょ達とは仲良いからなぁ〜……)




佐助は人なつっこい笑顔と、人当たりの良い性格なので近所の子供達が自然と寄ってきてしまうのだ。




「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ〜……ってか」






ピンポーン……





「おっ」





もう一枚のクッキーに手を伸ばしたところでチャイムがなった。




「はいはい〜っと」





ガチャッ





「と………Trick or treat」

「政宗………ッ」




そこに居たのは隻眼で帰国子女の伊達政宗。




「いらっしゃい……吸血鬼さん」

「ん………」




政宗は小学5年。

仮装の黒いマントが肌の白さを際立たせている美少年だ。




「みんなと一緒じゃなくていいの?」

「………佐助さんのお菓子……欲しかったから……」




目を合わさずにもじもじしている政宗はとても愛らしい。



「抜け駆けして来なくてもいっぱい用意してあるから平気なのに」

「ん………」





頬が赤くなる理由は分かっている………



自分に恋心のような憧れを抱いているのを佐助は知っている。




「上がって」

「はい………」




そして、佐助自身も愛らしい小学生の気持ちが嬉しかったりする。






「は〜い♪お待たせ」



佐助はクッキーとミルクティを運んできた。




「ありがとう」



ソファーに座る政宗の隣に腰を下ろした。




「さぁ召し上がれ」

「いただきます」




佐助は政宗を見つめて微笑んだ。




(可愛い………)




「佐助さん、おいしい!」

「ん〜……ありがとう」




(料理上手くて良かった……天使の笑顔だよ)



ニヤけそうなのを堪えて作り笑いで応える佐助だった。




「やっぱり………1人で来て良かった………」

「え?」




甘めの紅茶を一口飲み、政宗は赤くなりながら少し笑った。




「みんなが居たら佐助さんとこうやってお話出来なかったもん」

「政宗………」



(あぁ………ダメだよ………そんな嬉しそうな顔……)




胸がキュンと締め付けられた。




「ねぇ政宗………」

「はい?」

「俺も………お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ?」



可愛さのあまり少し意地悪を言ってみた。



「そんな………」



驚いて顔を向けた政宗にニッコリ微笑むと、俯いてしまった。




(あ………俺様やっちゃった?)





「お菓子………貰ったから………いいよ………」

「へっ?」



しまったなぁ〜と後悔していた佐助は耳を疑った。




「イタズラしても……いいよ………」



耳まで真っ赤にしながらの告白だった。




「政宗………」

「ん………」



肩に手を回すと体を強張らせたが、顎を上に向かせると静かに瞳を閉じた。




「ん………」




まずは唇を重ねるだけの軽いキス。



二度目は角度を変えて舌を差し入れた。




(甘い………ミルクティの味がする)



「ぁ………」




少しぎこちなさはあるが、佐助の舌に応えるように舌を絡ませてきた。



(さすがは帰国子女……キスには慣れてるなぁ………でも……)



「ぁ………ん……」




(でも……オトナには勝てないよ…………?)



口内を舌で犯すと政宗は腕にしがみついてきた。



(長い睫毛震わせて……可愛い)




唇を離すと、だらしなく開いた政宗の口から柔らかい舌が覗いていた。




「佐助………さん」

「………」

「んっ………」



目の縁を赤く染めてトロンとした目付きで見つめられたら、キスだけで終わるわけがない。




(………こんな可愛い小学生に手を出す俺って悪かな……?)



もう一度キスをしながら白いシャツのボタンを外した。



「ゃ………」

「怖い?」



力の抜けている政宗の小さくて薄い胸を露にすると、ピンクの乳首は既に隆起している。



「ううん………怖くないよ………でも何か……」



膝頭を擦るようにモゾモゾと動く政宗を見て気付いた。



「アッ」

「この辺りが………変な感じ?」

「ん………ッ」




そっと股間を撫で上げた。



「ねぇ……政宗はオナニーしたことある?」

「ま……まだ………」

「でもどういうものかは知ってるよね?」

「う………ん……」



佐助は長い指で政宗の性器の形をなぞった。



「政宗勃ってるよ………」

「やだ………分かんない………」



恥ずかしさと沸き上がる下半身の疼きに戸惑い、政宗は泣きそうな顔になった。



「大丈夫だよ………ほら掴まって」

「佐助さ……ん」



優しいキスをしながら半ズボンと白のブリーフを脱がせた。



「ひゃ……ッ」

「大丈夫だよ………」



まだ毛を生え揃っていない陰部はピンク色の頭を上げていた。



「政宗のおちんちん可愛いね」

「やだっ………佐助さん!」

「怖くないよ………ね?」

「ん………」



まだ精通していない体に不安を与えぬように、髪を撫でながらキスをしたり、白い肌を愛撫したり、快楽に慣れさせた。




「さ……すけ……さん………」




身に付けているのは白い靴下だけの可愛い天使は自分からもキスを求めた。



「ぁ………んっ」



佐助は、まだ硬さは弱いが先端から涙の零れる小さな竿をそっと握った。




「一回イッてみようか?」

「えっ」

「平気だよ………怖くないからね」

「ん……佐助さん……いいよ……」




小さな手が佐助の手に添えられた。




(……堕ちた………)




佐助は嬉しそうに手をゆっくりと上下に動かした。




「あ……佐助……さん……」

「うん………いいよ出しちゃって………」




腕にしがみつく小さな手に力が入る。



「やっ……さす………」

「大丈夫………」



射精感の高まりに怯えて涙が溢れた。




「政宗………可愛いよ……」

「あっ、あ……やっあぁ!」



ブルッと体を震わせて初めての射精をした。



「ハァ……佐助さぁん……」



呼吸の乱れる政宗の腹と佐助の手には、少量だが微かに白い精液が飛んでいた。



(あぁ〜……参ったね………俺のちんこ入れたら壊れちゃうよなぁ………)




いつの間にか佐助は横たわる幼い体に性欲を刺激されていた。




「よく頑張ったね……どうだった?」

「よ……かった……のかな……?」

「そっか………ティッシュ持ってくる………政宗?」



立ち上がろうとした佐助の腕を離さない政宗は何か言いたげだ。



「どうしたの?」

「………しないの?」

「えっ!?」

「………佐助さんは………」

「─────ッ」




佐助のズボンの膨らみに気付いてしまったのだ。




「ははは………」

「せ………Sex………する?」

「はいぃぃっ!?」






気まずくて目を逸らし渇いた笑いをした佐助だったが、突然の予期しない単語に政宗を凝視した。




「政宗……今なんて?」

「だって……………」

「あ……」



政宗は少し困ったような顔をしていたので佐助は気付いた。




「してもらったお返しって意味?」

「だって……」

「そんなこと気にしなくていいんだよ……」




幼いながらでも気遣いしてくれたことが嬉しくて、裸の小さい体を抱き締めた。



「佐助さん………平気?」

「………大丈夫だよ」

「僕だからダメなの?」

「違うよぉ………」




佐助は欲と良識の狭間で揺れた。



「………政宗がもっと大きくなったらお願いしてもいい?」

「ホント?」

「うん」

「約束!?」

「うん………」




政宗は笑顔になり、佐助も釣られて笑った。




「大きくなるまで待っててくれる?」

「うん………待ってるよ」

「ありがとう佐助さん」



政宗も佐助に抱きつき喜びを表していた。




(……可愛い……あぁ………俺の中の天使と悪魔が闘ってるよ……………)




佐助は犯してしまいたい欲と小学生にこれ以上手を出してはいけないと良識の狭間で揺れ動いた。



「佐助さん…………」



腕の中で政宗は甘えた。



(うぅ〜………俺様大見得切ったけどダメかも………)



佐助は気付かれないように悶々としていた。




ハロウィンが招いた甘い恋が始まった……?







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あきゅろす。
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