小説
晴れた日の誓い(ﾐｽｳﾞｨｸ)
燦々と輝く太陽の中、ランパスはそれを見た｡
白いベールの向こう側にある人間の女の顔は幸せそうで、その女と腕を組んでいる蝶ネクタイをした人間の男の顔もまた同じ様な顔をしていた。
この季節、良くジェミマが話す話題に出てくる場面そのものだ。
ランパスはただ、その光景をぼんやりと見ていた。
｢―ミスト、何処に行く？｣
｢うーん、教会かなぁ。｣
数日後、ランパスはミストとヴィクが教会に向かって歩いているのを見た｡
恐らく、今日行われる人間の結婚式でも見に行くつもりなのだろう。
｢ん…?｣
夏のきらきらとした日射しの中を歩く二人がある光景と重なった。
ヴィクの真っ白な毛並みはベールの様に輝き、ミストは手品を終えたばかりなのか、蝶ネクタイをしている。更に、二人は腕を組み、幸せそうな笑顔を浮かべていた。
―まるで、結婚式を迎えたあの二人の様に。
｢…幸せ、か…｡｣
ランパスは二人をまるで祝福する様な日射しに暑さを感じながら、幸せな気分に浸っていた。
ランパス､あんま書いたことないんで。
ﾐｽｳﾞｨｸなのに二人が少ししか喋ってない！
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