Delusions ーshort storyー
一言だけいいですか。(フェリルー?)
とてつもなく青春したくてフェリルー(?)なフェリ目線の中2の初歩恋愛みたいな話。フェリが素直に腹黒い&何となーくエロい?&鈍感な気がする&むず痒いよ、お前らはもうっ!って感じです。じゃ、どぞ。←
ねぇ…俺の話、聞いてる?
いつも君はそっけないんだ。
最近は俺が腕に抱きつくだけでそっぽを向くんだもん。
何でなのって訊けば今度はうつ向いて何も言わない。
「もうっ、またそんな態度なんだからぁ…」
そう言って、ルートのほっぺを突くとすごく熱かった。
「どうしたのっ?!」
前からルートの顔を覗き込もうとしたら
「こ、此方を見るな…!」
って、怒られちゃった。
ルートは怒りっぽい。
俺は何だかすぐに叱られるんだ。
この間ね、ルートにキスしちゃった。
俺は昔に一回したから初めてじゃないんだけど、ルートはどうなのかな?
ルートってば、今度はしかめっ面した後、にやぁーってにやけるってのを5セットも繰り返したからちょっと不気味だった。
「可愛いよね、ルートって。」
そう呟くと
「お、俺のどこが可愛いんだっ!冗談も程々にだな…」
わぉ、お説教だぁ…(=∀=;)
ルートはお説教好きみたい。
ま、ルートが俺と話してくれるのなら何でも良いんだけどね。
他の人に言うと、
「あのジャガイモ野郎のどこが良いんだよ!」
とか
「お前…いつ、道を踏み外したんだ?お兄さん信じられないよ!」
とかって言われるんだ。
どこが良いか?そんなの分かりきってる事だよ。
「全部だよ。」
そういって俺はにこっと微笑みかけた。
「…アホか、お前は。」
そうやって君は俺の頭をぽんと撫でた。
でも、薄い夕日に照らされていて君が少し微笑んでいたのが何と無く分かった。
「あ、ねぇルート…」
「ん、何だ?」
「分かれ道の前にちょっと一言だけ良い?」
「あ、あぁ…」
あのね…
「――…」
「!」
「ね?」
「………真顔で言うな、この馬鹿者が…!」
ルートの顔は夕日以上に真っ赤になっていた。
でもまた微笑んでるんだ。
えーっと、フェリシアーノ・ヴァルガス、花の二十歳!
御覧の通りのふつつか者だけど、
これからも宜しくね、ルート♪
あとがき的な。
今回はちょっと青春したくてノリで書いちゃいましたw
私自身、他の異性とかとお付き合いしたことが無いのでそういった恋愛感情とかがよく分からないのですが
「きっと思春期ってこんなんだよね☆」
というノリで書きました。←
あるぇ…?あいつら二十歳同士(見た目年齢的な意味で。)だよね…?永遠の十七歳的な?←
まぁいいや。なんにせ童●同士だし!←
それでは!
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