小説(キャラもの
以外な敵 火日青黄笠木 木落ち…
なぜ自分なのかわからない。
もっと他にいるはずだ。
眼鏡もバカもそれなりにモテるであろう。
解放してくれ。
「先輩!こいつは俺のだ!です!」
「うるせぇ!先輩に譲れよ、ダアホ!」
「先輩こそ譲れよ!です!」
逃げたい。
いますぐこの場から。
わたしはお前らの者ではない。
断じて。
「離せよ先輩!」
「お前が離せよ、バ火神!」
…お前らどっちも離せよ。
そう思っていたらヒョイと持ち上げられた。
そして抱き抱えかれる。
「お前は俺のだよな?」
でた。
「青峰…間違った。アホ峰。」
「アホ峰言うな、あほ」
「そいつはお前なんかのじゃねーよ!俺のだ!離せ、アホ峰!」
「黙れ、バ火神。アホ峰、そいつは俺のだ。」
「誰がアホ峰だ、誰が。」
「アンタでしょ。離せアホ峰。」
「あ゛っ?!」
早く解放して欲しい…。
わたしは帰ってゴロゴロしたい。
それにそろそろうるさいのが…
「あ!いたッス!」
きた…
「もーなにしてるんスか?この子は俺の彼女ッスよ?」
「「「「は」」」」
見事にハモった。
「黄瀬…テメェ覚悟はできてんだろうな。」
「涼太、バカなこと言ってんなよ。」
「いくら他んとこのやつだからって、容赦しねぞ、ダアホ。」
「やっちまえー。」
「ちょ、え。みんな怖いッスよ?落ち着くッス!」
「「「「死ね」」」」
黄瀬…ご愁傷さま☆
黄瀬のおかげで解放される。
あ、笠松先輩。
「笠松先輩。黄瀬ならそこでボコられてますよ?」
「おぉ、さんきゅーな。つか…またあいつ迷惑かけたか?」
「いぇ。私的には助かりました。」
「ってことは…また、口説かれてたのか…」
そう言って難しい顔をする笠松先輩。
いつも黄瀬のお世話大変だな…。
「なぁ…」
「はい?」
「いっそうのこと俺のものになる…とかは?」
「ハイ?」
「俺のものに…」
「抜け駆けが…いるッスよ…」
「「「殺」」」
「黄瀬ぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええ!」
笠松先輩…無事を祈ります。
「ん?なにやってるんだ、お前たち。」
「てっぺー。お腹空いたー。」
「じゃぁ、あっちでお菓子でも食べるか」
「わーい。さすがてっぺー、大好きー。」
「「「「「?!」」」」」
やっぱり小さいときから一緒の、てっぺーが一番いい。
落ち着く。
とりあえずみんなには
「べーっ。」
ってしとく。
さぁ、お菓子食べよ。
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